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リコカツ1話2話3話4話の無料動画・見逃し配信とネタバレ!無料視聴方法は?

ドラマ

北川景子さんが主演を務める金曜ドラマ「リコカツ」の1話、2話、3話、4話の無料動画配信や見逃し配信、あらすじやネタバレなどを紹介していきたいと思います。

この物語は離婚の活動をする物語で、これまでの恋愛ものドラマとはちょっと違う切り口です!

米津玄師さんの主題歌ということも話題の「リコカツ」がどのように物語が進んできたか、何回でも見たいですよね?

そんなドラマ「リコカツ」の動画配信・見逃し配信は動画配信サービス「Paraviパラビ」のみです。

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ドラマ「リコカツ」1話のあらすじ・ネタバレ

水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)は、運命の糸に導かれるように結婚した。

出会いは3カ月前。雪山で遭難した咲を、航空自衛隊航空救難団の紘一が救助したのがきっかけだ。

ファッション雑誌の編集者をしている自由奔放な咲と、厳格な自衛官一家に育った生真面目な紘一。

性格は正反対だが、2人で幸せな人生を築くと誓った。

ところが、結婚式の翌日。咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされたうえ、紘一から緒原家の家訓を唱和させられる。

会社で後輩の三本木なつみ(大野いと)にこぼす咲。

なつみからは笑われた挙句、元カレの青山貴也(高橋光臣)の方が良かったのではないかと言われてしまう。

休日、紘一の提案で外食することになった。

咲は喜ぶが、紘一はファッションから店選びまで何もかもセンスが違った。

そのうえ自分の考えを押し付けてくるため、咲の不満が爆発。紘一も「思っていた結婚生活と違う」と大喧嘩になり、互いに離婚を言い放つ。

2人は離婚を考えていることを緒原家の食事会で紘一の両親に話そうとした。

ところが、母・薫(宮崎美子)と父・正(酒向芳)から先に「自分たちは離婚する」と言われてしまい・・・。

さらには咲の父・武史(佐野史郎)と母・美土里(三石琴乃)の間にも不穏な空気が・・・。

ドラマ「リコカツ」1話のネタバレ・感想

離婚に向けた活動(離婚活動)がテーマとして描かれる『リコカツ』(TBS系)。同じく“スピード離婚”をテーマにした『成田離婚』(フジテレビ系)から24年、永山瑛太主演の『最高の離婚』(フジテレビ系)から8年経過した令和の今、“人生100年時代到来”も踏まえ、この「離婚するかもエンターテインメント」はどんな夫婦の事情や決断を見せてくれるのか。

本作では“熟年離婚”含めそこかしこで様々な夫婦のリコカツが見られるようだ。まずは、メインの2人から。ファッション雑誌編集部の水口咲(北川景子)と自衛官の緒原紘一(永山瑛太)。33歳の咲は、5年間付き合った元彼に「結婚のイメージが湧かなくて」と宣告された挙句、雪山で遭難したところを、紘一に救われ“運命の出会い”を果たす。

あの救出シーンは『愛の不時着』でのユン・セリ(ソン・イェジン)とリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の出会いを彷彿させるものがあった。華やかな業界に身を置く彼女と堅物な彼という構図も少し似ている。

2人は出会って3カ月、結婚するまでに5、6回会っただけの“交際0日婚”カップル。不器用だけど真っ直ぐで純粋、そして何より救出劇から改めて再会を果たしたその日に「結婚して下さい」と、5年一緒に過ごした元カレが一切くれやしなかった言葉を叫んでくれる。

貴重なアラサーの5年間を費やした相手にリリースされ「これからまた新しい人と出会って恋をして結婚するなんて何年かかるんだろう……」と途方に暮れていた彼女からすれば、“この流れに乗っかってしまおう”と思うのは当然のことのように思われる。

ただ、咲ほどに仕事にも恵まれ自立している女性でも、「一緒に歩んでいこう」ではなく、「この人に賭けてみよう」と決めたというのは少し意外にも思える。それほどに元カレの件の発言によるショックが大きかったのだろうとも言えるだろう。

紘一の4時起き、緒原家の家訓の唱和ほど極端でなくとも、“他人だった2人”が一緒に暮らすにはもちろん色んな障壁が立ちはだかる。“額縁に入った家訓”は、当人同士の問題だけに留まらない“家のこと”や、当人のいち個性というよりも脈々と受け継がれてきた家庭の教えのようなものを象徴しているかに見えた。

ただ、実際には咲の希望に合わせて住まいを東京にした結果4時起きになっているのであって、家訓の掲示や唱和を拒否した咲だが、自分の家族について“個人主義でバラバラだ”と言われると「言っても良いことと悪いことがある」と怒りをぶつけていた。紘一にとっては、家訓を邪険にされることが緒原家を侮辱されることと同じであるように。

紘一の特徴的なキャラクターによって、彼の突拍子のなさばかりが際立って見えるが、よくよく見てみると“お互い様”な部分も少なくないのではないだろうか。紘一も、家訓の話を持ち出されるまでは、きちんと咲の不満をメモし、自分なりに咀嚼しようとしていた(なかなかそんな人いないのではないだろうか)。

また紘一の職業柄、ことさら強調して描かれていたが、夕食を作って待っていたのに連絡がない、挙句「先に食べておいてくれて良かったのに」と言われる、仕事について聞いてもまともに話してくれないなどは、同棲中のカップルでも経験したことがある人も少なくないだろう。

永山と言えば、ドラマ『アンフェア』(フジテレビ系)での意外すぎる黒幕役や、映画『友罪』での鈴木秀人(本名は青柳健太郎)役などどこか影のある役どころの印象が強く、どちらかといえば繊細で中性的な雰囲気を纏った役柄のイメージがあった。それが本作では、バッキバキに鍛え上げられた肉体、“堅物”ぶりを見事体現した表情、話し方、発声、全てにおいて徹底した役づくりで、男性性を全面に押し出したこれまでにない永山瑛太を見せている。

ラストに、紘一以上に頑固な父親が遂に妻に三行半を突きつけられ呆然とする姿も描かれており、咲の母親もレディースクリニックの診断結果に何かしら苦悶の表情を浮かべた後に「リコカツ」に関する本を購入していた。咲の姉も何か夫婦関係について秘密を隠していそうだ。

「離婚」というある意味、共通の目的を持った共同作業から始まるラブストーリーも存在するのだろうか。紘一と咲の関係性がどう変化していくのか、早くも次話が気になる。

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ドラマ「リコカツ」2話のあらすじ・ネタバレ

交際ゼロ日婚を果たしたが、お互いのあまりの不一致に離婚を決意した咲(北川景子)。

しかし、歩道橋で足を滑らせた自分を身を挺して守ってくれた紘一(永山瑛太)の頼もしさと、「まだ君の夫だから」という優しい言葉に心が揺れる。

そんな時、事件が起こる。

紘一の母・薫(宮崎美子)が離婚届を残して家を出て行った。

2人で緒原家に駆けつけると、父・正(酒向芳)は心配するでもなく、紘一の妻である咲に当たり前のように夕飯の支度を要求。

そんな義父の態度にも、それを何とも思わない様子の紘一にも、咲は腹を立てる。

翌日、咲は編集長の大崎(松永天馬)から、ラルフローレンの新連載の企画を聞く。

連載を依頼する吉良夫妻を招いてパーティーを開くので、咲にも夫婦で出席してほしいという。

成功させれば外されていた企画の担当に復帰するチャンス。

パーティーは苦手だと渋る紘一を「離婚後に自活するには、仕事は大事。

これもリコカツ!」と説得する。

その数日後、紘一は隊長の重森(菅原卓磨)から、今年のバーベキュー大会には夫婦で参加するよう念押しされる。

しかし、パーティーと同じ日であることに後で気づいて、咲と大喧嘩に。

すれ違いばかりで落ち込む咲は、久しぶりに行ったレストランで元カレの貴也(高橋光臣)と偶然再会し・・・。

一方、咲の実家でも事件が起こっていた。

母・美土里(三石琴乃)が夫・武史(佐野史郎)の浮気を確信。

証拠を押さえようと密かに行動を起こす。

ドラマ「リコカツ」2話のネタバレ・感想

「私たち離婚するのにどうして?」

「まだ君の夫だ」

離婚に向けた活動(離婚活動)がテーマとして描かれる『リコカツ』(TBS系)第2話で早くもお決まりになった水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)の掛け合いだ。

なるほど「離婚するかもエンターテインメント」での決め台詞はこうなるのか。

咲が企画担当に返り咲くチャンスになり得るパーティーと、紘一が所属する自衛隊のバーベキュー大会の日程が重なり、どちらもパートナー同伴を求められるが、ダブルブッキングが発覚しそれぞれ別々に向かう。

しかし、自分の両親の離婚危機に際し、「夫婦でいつも妻だけが我慢するなんておかしい」と父親に言い放った言葉に自分自身も思い当たる節があったようだ。

紘一はバーベキューを抜けて、スーツに身を包みパーティー会場に駆けつける。

さらに「彼女は誰よりも努力して編集者になったんです。彼女の仕事にかける想いを自分は尊敬しています。彼女ならあなたの納得いく仕事をしてくれるに違いありません」と、咲が口説き落としたい仕事相手である吉良夫妻に面と向かって断言する。

なんだかんだ咲が欲しい言葉を言ってくれるのは紘一なのだ。

さらに、咲も「夫が駆けつけてくれたように私も夫のためにできることをしたいんです」と言って、今度は2人でパーティー会場を抜け出しバーベキュー会場に戻る。

都心の洗練されたブランドショップ×ドレスアップした姿から、大自然の中アウトドア着に着替えるさまは本当に2人の正反対のライフスタイルや住む世界を表していた。

しかし、それだけ大きな振れ幅を2人で経験し合えて、自分1人では知り得なかった世界を互いのおかげでシェアできるのは“2人で一緒にいるからこその意味”になり得るだろう。

吉良夫婦からの「自分の足で立つ、適度な距離を保ち続ける、それは新しい夫婦の形として素敵だが、だったら結婚してる意味って何?」という問いへのアンサーを、まさに一連の咲と紘一の“互いの大切なものを尊重し合う”姿勢が体現していた。

咲が現実と理想のギャップを嘆きながら「結婚って一番の味方でいてくれる人がずっと一緒なんて最強だと思ってたのに」とポツリとこぼすシーンがあったが、すでに“灯台下暗し”になりつつあるのではないだろうか。

そして咲もそれに気づき始めているものの、今さら引き返せない思いもあって強がってしまっている部分もあるのだろう。

紘一にバーベキューに戻ってくれた理由を聞かれた際に「あなたに借りを作りたくなかったから」と答えた後、自身の中で湧いてきた“それだけではない想い”を打ち消しているかのようだった。

冒頭のやり取りでも「私たち離婚するのに?」と事あるごとに問いかけるのも、彼からの「考え直してくれないか」「俺は離婚したくない」という答えを少し期待しているようなタイミングもありそうだ。

キャンプ場で迷い込んでしまった咲を見つけ出し、抱きしめるシーンなんかは、2人の初対面シーンである“雪山で遭難した咲の紘一による救出劇”を再びなぞるかのような展開だった。

北川といえば、最近ではバリキャリ役がすっかり板についており、映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』での刑事役、『ファーストラヴ』での公認心理師役に続き、本作でもファッション雑誌編集者を好演している。

何より『家売るオンナ』(日本テレビ系)で演じた不動産スーパー営業マン役では、彼女のコメディエンヌとしての才がいかんなく発揮され、強烈なインパクトと、癖になるようなキャラクターへの愛着を観る者に見事植えつけてくれた。

本作での役どころも、永山瑛太の見事なまでのキャラクターの作り込み、仕上げっぷりが凄まじいが、その隣にいながらあのペースに飲み込まれずやり合えるのは北川だからこそだろう。

緒原家の“甘い味付けの卵焼き”にまつわるちょっぴり切ない、だけれどもきっと多くの家庭に眠っているだろう秘密が明かされたが、次週は咲の両親のリコカツも動きを見せそうだ。

さらに、紘一とすでにジムで顔見知りになっている咲の元カレ・貴也(高橋光臣)も加わり恋の三角関係も見られるようで、楽しみだ。

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ドラマ「リコカツ」3話のあらすじ・ネタバレ

キャンプの夜、林の中で道に迷った咲(北川景子)を紘一(永山瑛太)が見つけ出し、背負って帰ってくれた。

どんな時も自分を護ってくれる紘一に咲は素直に感謝し、紘一も喜ぶ咲を見てうれしく思う。

そんな時、咲の母・美土里(三石琴乃)が2人の新居にやって来て「ここに住む」と言い出す。

原因は夫・武史(佐野史郎)の浮気で、美土里は離婚する気らしい。

一方、離婚届を残して出て行った紘一の母・薫(宮崎美子)が、箱根の温泉旅館で働いていることがわかる。

夫の正(酒向芳)はメンツを気にして迎えに行くことを拒否したため、紘一と咲が休暇を取って会いに行くことに。

離婚を決めていた2人だったが、初めての旅行はどこか楽しみで、周囲からも「新婚旅行」とひやかされ、まんざらでもない。

この箱根旅行で離婚の決意はどうなる?

そんなある日、同じスポーツジムに通っている紘一と貴也(高橋光臣)はなんとなく気が合い、サウナで互いの身の上話を始める。

さらに、箱根行きの前夜、紘一の職場で新婚旅行壮行会が行われ、その帰り際、紘一は部下の純(田辺桃子)から「相談がある」と言われ・・・。

同じ頃、咲は編集長(松永天馬)に、ファッション誌の部署から小説や文学作品を扱う文芸部への異動を告げられる。

ドラマ「リコカツ」3話のネタバレ・感想

「私たちは今、雨宿りしてるんじゃない? 雨が止んだら別々に歩き出す。今は少しの間だけ同じ場所で雨宿りをしている、私と紘一さんはそういう関係なんじゃないかな」

離婚に向けた活動(離婚活動)がテーマの『リコカツ』(TBS系)第3話では、緒原紘一(永山瑛太)と水口咲(北川景子)の“偽装新婚旅行”が描かれる。離婚届を置いて出て行った紘一の母・薫(宮崎美子)の居場所を突き止めた2人は箱根の旅館に向かう。

薫が離婚を決意した理由は特に“働くこと”と“家庭に入ること”の両立が難しかった母親世代以上には身に覚えがある女性が少なくないのではないだろうか。

“緒原さんの奥さん”でも“紘一くんのお母さん”でもなく“薫さん”と自分の名前で呼ばれることが嬉しい……どうやったって男性にはなかなかピンと来ない感情だろう(2011年に放送されていた“ママ友バトル”が題材の『名前をなくした女神』<フジテレビ系>でも、その類の悩みが描かれていた)。

咲が言った通り、“妻であり母である人生も幸せだったけど、他にも自分の人生があったかもしれない”と矛盾する気持ちを内包することは誰しもに経験があることだろう。離婚のために来た旅行なのに内心とてもワクワクしている2人のように。

紘一の異様なまでの早起き事情も、紘一が咲と結婚した理由も“肝心なこと”こそ本人の口から直接知るのではなく、他愛もない周囲との会話から聞かされ、自分が想っていたよりも随分相手に大事にされていることを間接的に知る皮肉のように。

実家から通った方が基地にも近いが咲の希望を叶えて都心に住んでいるのと、何より自分の不在時に咲の身に何かあった時に彼女の実家に近い方が安心という“彼女ファースト”な考えが紘一にあったことを初めて知らされる。

さらに、咲と結婚したのも、まるでSMAPの名曲「らいおんハート」の歌詞を地で行っており、「咲と出会うためにこの仕事をしていたと思った」なんて、そんなこと言われて心が動かない女性はいないだろう。

この展開には、いつものお決まりの台詞の逆パターンが見られ、「なんで離婚するのに、励ましてくれるんだ?」という紘一に、咲が「まだあなたの妻だから」と答えていた。

いつ止むともわからぬ雨が降り止むのを待つ「雨宿り」という通常憂鬱で退屈で拉致の明かない時間を共有できていることこそ“特別な関係性”であることの裏返しとも言えるだろう。

どちらか片方がトラブルや災難に見舞われた時に、一緒に傘をさしながら、あるいはどこかの軒下で肩寄せ合って晴れ間を一緒に待ち望む人がいてくれるだけでどれだけ心強いことだろう。

何も“雨”は厄介なことだけでなく“恵みの雨”もあるし“雨降って地固まる”とも言う。今回の雨宿り明けの2人には正にそんな様子が窺えた。

せっかく心が通じ合ったと思えた矢先に、帰って来た新居に待ち受けていたのがなんと咲の元彼であり、紘一のジム仲間でもある貴也(高橋光臣)だった。高橋といえば『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)で演じたラグビーチーム「アストロズ」のキャプテン・岸和田徹役の印象が強く、熱い思いを漲らせた徹の奮闘ぶりに視聴者の涙を誘っていた。

本作でも肉体派の弁護士役を演じているものの、内面的には合理主義、何かと立ち振る舞いがスマートな役どころで、これまでの高橋のイメージとは違う顔が見られそうだ。今後の紘一と咲の関係にどう影響を与えていくのかに期待したい。

さらに、次話ではファッション誌担当から文芸担当に部署異動を命じられた咲が担当することになる恋愛小説家・水無月連(白洲迅)も加わり、今後ますます加速していくこの“離婚するかもエンターテインメント”から目が離せそうにない。

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ドラマ「リコカツ」4話のあらすじ・ネタバレ

咲(北川景子)は紘一(永山瑛太)が自分と結婚した理由に心を打たれ、紘一も自分を理解してくれている咲のことを愛おしく思う。

紘一の実家の騒動を機に初めて気持ちが通じ合えた2人。

夫婦仲良く帰宅すると、家にはなぜか咲の元カレである貴也(高橋光臣)がいた!

咲の母・美土里(三石琴乃)が、弁護士である貴也に自分の離婚を相談したのがきっかけだったが、貴也はそこが元カノ・咲の新居であり、その夫がスポーツジムで仲良くなった紘一だと知り、凍り付く。

そして、この一件を機に再び咲と紘一の間に距離ができてしまう。

翌日、咲は異動になった文芸部に初めて出勤し、小説家・水無月連(白洲迅)の担当を命じられる。

連は若者に絶大な人気がある“恋愛のカリスマ”だ。

しかし、その言動は身勝手極まりないもので、異動して早々に仕事にも暗雲が立ち込めていた。

一方、紘一は紘一なりの思いで、咲との離婚を真剣に考え始めていた。

そんな時、美土里が自分の誕生日パーティーを咲たちの新居で開くことを勝手に決め、知り合いに招待状を送っていた。

そのパーティーで再び咲と紘一と貴也が顔を合わせ、そこにさらに紘一に思いを寄せる同僚の隊員・純(田辺桃子)もやって来て・・・。

ドラマ「リコカツ」4話のネタバレ・感想

「やっぱり寂しいね。戻る家がなくなるって。本当にひとりぼっちになっちゃう」

「もういい、離婚はやめよう。君が傷つく姿をもう見たくない。君を一人にはしない」

離婚に向けた活動(離婚活動)がテーマの『リコカツ』(TBS系)第4話ラストで、緒原紘一(永山瑛太)が両親の離婚危機に傷つき涙する水口咲(北川景子)を抱きしめながら前言撤回する。前話から、もはやそんじょそこらのラブストーリーよりもストレートな愛情表現が見られてきた本作、強がりな2人ゆえあと一歩のところですれ違い、どうしても言えなかった一言がようやく聞けた。

父親も自衛官という厳格な家庭で育ち、現在も規律正しい集団生活の中に身を置いている紘一は、“集団の和”や“チームワーク”を何より重んじることが身体に自然に染みついている節がある。そんな紘一が“自分の気持ち”に突き動かされ一歩踏み出した瞬間でもあっただろう。

元々、紘一にとって咲は「例外」なのだ。あれだけ国家機密だと仕事の話を一切他人にしない紘一が、咲との出会いについてだけは職務中のことなのに詳細を母親・薫(宮崎美子)に話していたようだし、そもそもあれだけ職業倫理観とプロ意識の高い紘一のことだから、仕事中に出会い救助した相手をこれまで恋愛対象としては見ることなど一度たりともなかっただろう。

それが、「彼女に出会うために、彼女を守るためにこの仕事に就いたと思える」なんてことを紘一にさらりと言わせてしまえるのだ。かなり出来上がった自己完結型の紘一の生活や人間性にまで咲は入り込めて、あれだけルーティーン化された紘一の日々に変化をもたらし、規律外、枠外に押し出してくれる、そんな存在なのだろう。

そしてきっとそれは咲にとっても同じで、そんな2人が一つ屋根の下、一緒に暮らすことで最初は不協和音ばかり目についてしまっていたのが、互いへの理解が深まり本音に触れられた今、良い“化学反応”が見られるようになった。“予定調和”にいかない部分やお互いの“違い”こそ面白がり、楽しめるようになっている2人の姿が本当に自然で、互いに無理をしておらず素敵だ。

最初はダサいと一蹴していた紘一からのライト付きのボールペンを咲は今やとても大切にしているし、“誰にどこから狙われているかわからない”からと紘一がホームセンターで慌てて調達したスカイブルーのカーテンにも咲は本気で拒絶反応を見せていたのが、今やそれを突っ込み愛でることができる余裕が出てきている。さらに、あれだけ身の安全のためにカーテン取り付けにこだわっていた紘一も、たまたま2人で窓から見られた朝焼けの美しさに「カーテンがないのもいいもんだな」ととても素直な感想をこぼす。

“私はこれが好き。でもそっちもおもしろいね!”そんな風に、互いの差異を認め合いシェアし合うこと。何も夫婦関係だけに限ったことではなく、あらゆる人間関係をストレスフリーに、かつ円滑に楽しめる秘訣だと思う。

もしかしたら、新婚早々に離婚を検討した2人だからこそ、取り繕うことなく互いの素を出し合えたのと同時に、下手に相手に“期待しなくなった”のも彼らが現在の良好な関係性を築けた要因として大きいのではないだろうか。

夫婦も“他人”に違いないのに、ひとたび“身内”だと思ってしまうと、どうしたって人は相手に期待してしまうし、自分の希望通りに動くことを望んでしまい、良かれと思ってあれこれ口出ししたくなってしまうものだ。

紘一と咲はいろいろな点で正反対なところが目立つが、咲の母・美土里(三石琴乃)が離婚を決意した理由に挙げていた「超えてはいけないライン」を互いが超えることはないのだろう。“ここだけは絶対に目をつぶれない、譲れない”というポイントさえ合っていれば、それで十分なはずで、それこそが結構難しかったりするのだ。

第4話ではなんと言っても咲の父・武史役のキャスト交代があり、第3話までを演じた佐野史郎の体調不良を受けて、平田満が代役を務めることになった。大手広告代理店を退職後もいまだ会社員時代の名刺を持ち歩く“バブルを味わった広告代理店マン”の何とも言えない胡散臭さや軽薄さ、傲慢さとその中に共存する小物感を佐野は見事に体現してくれていた。

そこから朴訥な役どころ、あるいはかなり個性的な役柄を演じることが多い平田へのバトンタッチはどんなふうになるのか見当もつかなかったが、さすがはベテラン同士のお仕事だ。平田は初回登場回にして妻に離婚宣告を受けることになるわけだが、佐野が作った能天気で自分都合に物事を解釈しがちな夫・父親像を踏襲したまま、とうとう妻より三行半を突きつけられうろたえる情けなさや哀愁、滑稽さを見せてくれた。

登場初回にして、その背中で夫婦2人の“35年間の結婚生活”を感じさせられるのだから、本当にお見事としか言いようがない。

本当の意味での“新婚生活”リスタートとなった紘一と咲の行手を阻む要因として、次話から咲が編集担当になった恋愛小説家・水無月連(白洲迅)の存在感が増してきそうだ。次なる壁を2人は乗り越えられるのか、必見だ。

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ドラマでもバラエティ番組でも、良い番組というのは何度観ても面白いですよね。

このドラマ「リコカツ」もそのような作品なのではないかと思います。

これからもたくさん作られるであろうエンターテイメント作品を心赴くままに楽しんでいきましょう!

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