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大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)5話6話7話の無料動画・見逃し配信とネタバレ!無料視聴方法は?

ドラマ

松たか子さん主演のカンテレ・フジテレビの火曜ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」5話、6話、7話の無料動画配信や見逃し配信、あらすじやネタバレなどを紹介していきたいと思います。

火曜ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」も中盤まで放送され、物語のキーパーソンになりそうなオダギリジョーさんが登場しました!

当たりの柔らかい謎の男だったのですが、オダギリジョーさん演じる小鳥遊はビジネスとなると・・・。

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ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」5話のあらすじ・ネタバレ

とわ子(松たか子)の誕生日が近づくある日、唄(豊嶋花)が開業医の息子である彼氏と18歳になったら結婚することを宣言し、とわ子を困惑させる。

後日、かごめ(市川実日子)に相談してみたものの、いつしか話題は八作(松田龍平)との離婚のことに。

「わたしも意地張ってたし、若さ故だね」と当時を振り返りながら、とわ子が語った離婚の原因とは?

しろくまハウジングでは、話題のイベント会社からアートイベントの仕事が舞い込み、普段の住宅設計とはひと味違う華やかな仕事に社内は盛り上がりを見せていた。

先方の社長・門谷(谷中敦)は、とわ子と同じ“バツ3”ということで、互いの離婚歴や結婚観で意気投合する。

そんな中、とわ子は自分のバースデーサプライズを社員たちが準備していることに感づいてしまう・・・。

余計なことを知ってしまい仕事に手がつかないとわ子だったが、追い打ちをかけるように、突然門谷からプロポーズをされて大きく動揺する。

その晩、唄からそのことを聞いた八作、鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)は、3人そろってとわ子のマンションへ。

四度目の結婚を阻止すべく、珍しくタッグを組んで必死の説得を試みる鹿太郎と慎森を横目に、八作はとわ子にあるプレゼントを差し出す。

ところが後日、このプレゼントがきっかけで、とわ子は八作が心に秘めていた思いを知ることになり・・・。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」5話のネタバレ・感想

火曜21時からカンテレ・フジテレビ系で放送されているドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』(以下、『まめ夫』)は、建設会社「しろくまハウジング」の社長・大豆田とわ子(松たか子)と三人の元夫の物語だ。

この第5話では、誕生日が近づく中、仕事で知り合ったイベント会社の社長・門谷(谷中敦)にプロポーズされるとわ子の姿が描かれる。

とわ子の4度目の結婚を、元夫たちが阻止するのか? と思わせる展開は、当初は上品なラブコメといった印象だったが、門谷の正体が明らかになると、物語は不穏な展開へと変わっていく。

前回は、最初の夫の田中八作(松田龍平)が、とわ子の親友・綿来かごめ(市川実日子)のことを好きでありながら、とわ子と結婚したのではないか? と匂わされていたが、ある出来事をきっかけに、八作の片思いの相手がかごめであることをとわ子は気づいてしまう。

元夫三人でとわ子の家を訪れた際に、八作はとわ子にサプライズプレゼントを渡す。プレゼントは二足の靴下。もう一足は娘の唄(豊嶋花)へのものだと思うとわ子。だが、視聴者は、かごめの靴下に穴が空いているのを八作が見ていたことを知っているので、八作が、とわ子を経由してかごめに靴下を渡そうとしたのではないかと、想像してしまう。

その後、八作ととわ子が離婚した時のことを二人が延々と話す場面が登場するのだが、その時の緊張感たるや尋常たるものでなく、いつ口論になってもおかしくない。坂元裕二のドラマによく登場する地獄の痴話喧嘩を予感させる一場面だが、この場面では、逆にケンカにならないことこそが、とわ子にとって一番辛かったのだと気付かされる。そして、かごめからの電話がかかってきて、靴下のことを思い出した瞬間に、八作の好きだった相手がかごめだと、とわ子の中でつながるという見事な構成だ。

サプライズパーティーや社長との恋愛といった華やかなエピソードが続くと見せて、一番印象に残るのが「靴下の穴」だという落差が、実に坂元裕二らしい。

『まめ夫』を観ていて思うのは、脚本の構成が他のドラマと全く違うということだ。他のドラマは基本的に一直線に物語が進むため、どの台詞やエピソードが重要で、どれが本編とは関係ない「遊び」なのか、すぐに理解できるのだが、『まめ夫』の場合、一つ一つの台詞やエピソードに異常に力が入っているため、すべてが重要な場面にも思えるし、すべてが無意味な「遊び」にも見えるため、集中して観ないと話の本筋がわからない。

おそらくこれが『カルテット』(TBS系)で獲得した坂元裕二の作劇手法である。つまり重要なポイントを隠すために、単体でも名言として成立するような気の利いた台詞回しやショートエピソードを弾幕のように散りばめているのだ。このややこしい作りのせいで『まめ夫』は一言でこういうお話だと言いにくいドラマとなっているのだが、キラキラとした名台詞の洪水の中に、本当に重要なことがひっそりと配置されており、それが見つかると、後で驚く構成となっている。

今回は「靴下」がそれで、わかりにくい「点」が少しずつ繋がって「線」になる瞬間にこそ、このドラマの醍醐味はあると言えるだろう。

同時に「そう来たか」と驚いたのが、門谷の正体が分かる場面だ。当初は自分も三回離婚しているため、同じ境遇のとわ子に好意を持ったのかと思われた門谷だが、次第に彼が女性を見下しており、男の離婚は勲章だが、女の離婚は傷だと考えていることがわかる。門谷はとわ子を「かわいそう」「お守りしたい」と言って自分の価値観を押し付けてくる。それだけなら、残念な男だと思って縁を切ればいいのだが、相手はとわ子の会社の契約先の社長である。

門谷の会社は、しろくまハウジングが要請した追加予算を認めず、現在の予算で仕事を進めなければ契約を破棄すると圧力をかけてくる。

とわ子は門谷と話すために直接合いに行き、彼の車に乗り込む。その後、流れるのはとわ子に誕生日メッセージを贈ろうと動画を撮影している夫たちの呑気な姿で、ラストカットに毎回登場するとわ子の姿も今回はないため、最終的に彼女がどうなったかわからないまま、次回に続く。

これまでにも、とわ子の女社長としての悩みは描かれていたが、『問題のあるレストラン』(フジテレビ系)などで描かれてきた男社会における女性差別というテーマが一気に浮上したことに驚かされた。

一方で、弁護士の中村慎森(岡田将生)の依頼人だった謎の女・小谷翼(石橋菜津美)が、彼が暮らすホテルの従業員だったことがわかる。

2年もホテルで暮らしながら、彼女のことを認識していなかった慎森に「覚えてなかった? 見てなかった? ふ~ん、誰が掃除してるかなんて関心なかったか」と言う場面も、格差社会の残酷さを燻り出した恐い場面である。

ナレーションでも語られたが、節々に恐い場面が挟まる第5話は、ラブコメが突然「ホラー映画」に切り替わったかのような超展開だった。

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ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」6話のあらすじ・ネタバレ

誕生日当日の夜、取引先の説得に向かったとわ子(松たか子)との連絡が途絶えた。

とわ子の誕生日を祝うため、オペレッタに集まっていた八作(松田龍平)、鹿太郎(角田晃広)、慎森(岡田将生)は彼女の身を案じるが、そこへ早良(石橋静河)、美怜(瀧内公美)、翼(石橋菜津美)が偶然来店し、さながら合コンのような飲み会が始まる。

さらに、元義父の旺介(岩松了)から半ば強引に呼び出された八作たちは、とわ子のマンションへ。

早々に酔いつぶれて寝てしまった旺介をよそに、主不在の部屋で、なぜかギョーウザを作り始めることになった元夫たち。

その傍らで、女性陣はそれぞれの恋愛の愚痴で意気投合し始める。

しかも、名前こそ出さないものの話題は明らかに八作、鹿太郎、慎森のことで、3人は動揺を隠せず・・・。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」6話のネタバレ・感想

「今週はどうなるのか?」と、ハラハラする気持ちで向かえた『大豆田とわ子と三人の元夫』(カンテレ・フジテレビ系、以下『まめ夫』)の第6話。

火曜夜9時から放送されている本作は、住宅建設会社しろくまハウジング社長の大豆田とわ子(松たか子)と3人の元夫の関係を描いたラブコメディだ。しかし、第5話でイベント会社の社長・門谷(谷中敦)が登場して以降、不穏なムードに物語は反転。

プロポーズを断ったとわ子に対し門谷は、しろくまハウジングと進めていた仕事の追加予算の要請を断り「現在の予算で仕事を進めなければ契約を破棄する」と圧力をかける。 

とわ子は門谷の説得に向かうのだが、門谷の車に乗った後は何の音沙汰もない。

しろくまハウジングで社員たちが予算削減にために喧々諤々の議論を繰り広げる中、とわ子を心配する元夫たちは、一人目の夫・田中八作(松田龍平)の経営するレストラン「オペレッタ」に集まっていた。

そこにはなぜか八作に気がある三ツ屋早良(石橋静河)、二人目の夫・佐藤鹿太郎(角田晃広)と、不倫を隠すための偽装交際をおこなっていた女優の古木美怜(瀧内公美)、三人目の夫・中村慎森(岡田将生)につきまとうホテル従業員の小谷翼(石橋菜津美)がいて、6人は合コン状態で自己紹介をすることに。その後、とわ子の父親、三人の元夫にとっては元義父の旺介(岩松了)に呼び出され、6人はとわ子のマンションへ向かい、そこで餃子パーティーをはじめることになる。

とわ子のマンションでおこなわれる餃子パーティーは6人の思惑が複雑に絡み合うもので、坂元裕二作品では『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)の登場人物が一同に介して芋煮会をひらく場面を思い出す。

「同じ釜の飯を食う」と言うたとえがあるが、食事を共にするということは親密な関係であることの現れであり、だからこそ、ホームドラマでは家族が食事を共にする場面が繰り返し描かれる。

坂元裕二作品の登場人物も食事を通して親密になっていくのだが、登場人物が一同に介する場面では、それが行き過ぎて、それぞれの本音が溢れ出す地獄絵図と化してしまう。

今回の『まめ夫』も女たちが心情を吐露し、元夫たちに好きだという気持ちを伝えると同時に彼らを批判。その後、恋愛関係になるのか? と思いきや、女たちの気持ちはとっくに醒めていたという結末になる。

この一連の流れは坂元裕二が得意とする「恋愛あるある」「男と女あるある」の名台詞連発で恋愛ドラマとして見応え抜群だが、視聴者としては「とわ子がどうなったのか?」の方が心配で、彼らの恋愛模様に集中することができない。

やがて、しろくまハウジングには門谷の会社から社長同士の交渉が決裂し、契約は白紙に戻すという連絡が入る。とわ子は「会談を打ち切って退出した」とだけ言われるため、とわ子がどういう状態なのか全くわからない。

一方、6人が解散した後、八作のスマホにメッセージが入る。

八作はコンビニで、なぜか100本入りストローとホッチキス、そして靴下を買って病院へと向かう。誰から電話をもらい何のために病院に行くのかがわからないため、観ていて不安になる。八作が廊下を歩いていると「午前1時17分、死亡確認」「直接死因は心筋梗塞」と医師が話している場面が挟み込まれる。

ここで一瞬、とわ子のことか? と思ったが、八作が廊下を曲がるととわ子が座っていて、ひとまず安心する。しかし、ストローとホッチキスが、とわ子の親友の渡来かごめ(市川実日子)のパーカーの紐を通すものだったことがわかり、亡くなったのがかごめだったことが明らかになる。

その後、かごめの葬式の準備を手伝うとわ子の姿が描かれる。

つまり今回は、元夫の恋愛パートとかごめとの別れを描いたパートの二部構成だったのだが、その裏側で行われていたとわ子と門谷の交渉場面が一切描かれなかったため「何か酷いことをされているのではないか?」と嫌な予感を抱きながら、最後まで観てしまった。

『カルテット』(TBS系)以降の坂元裕二作品を観ていると、展開されている物語の背後で、何か不穏なものが蠢いていると感じることが増えている。

今回の『まめ夫』の描写はより洗練されており、この第6話では、主人公のとわ子が一時的に画面から姿を消すことで、ひょっとしたら彼女に何か起きているのではないかと想像させることに成功していて、優雅で楽しいラブコメディの向こう側に残酷な現実が蠢いていることを今まで以上に実感させられた。

この第6話で第1章が幕を閉じる。時間は1年後に飛ぶが、今後の展開は謎に包まれており、どういう話なのかいまだに掴むことができない。

しかし、だからこそ『まめ夫』の世界に深くのめり込んでしまうのだろう。「描かないことで視聴者の想像を掻き立てる」坂元裕二の作劇手法がどこまで進化するのか、今後も楽しみである。

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ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」7話のあらすじ・ネタバレ

かごめ(市川実日子)の一件から1年、とわ子(松たか子)は自宅で一人暮らしを始めていた。

高校に進学した唄(豊嶋花)が、通学しやすい旺介(岩松了)の家に引っ越したからだ。

娘がいない寂しさを抱えながらも、生活を楽しもうと試行錯誤するとわ子は、ある日、公園で“謎の男”(オダギリジョー)と出会う。

そんな中、とわ子はしろくまハウジングのオーナーが外資系ファンドに会社の株を売却しようとしていることを聞かされる。

もし会社が外資の傘下になって利益重視の経営に変わると、コスト削減のために人員整理が行われるかもしれない。

会社としてのこだわりや職人気質の社員たちを守るためにどうすればいいか悩むとわ子を心配し、慎森(岡田将生)、鹿太郎(角田晃広)が続けざまにとわ子のマンションを訪れる。

一方、八作(松田龍平)はレストランの仕事を休み、一人で旅に出ていた。

後日、唄への届け物のために外出したとわ子は“謎の男”と偶然再会する。

夢中になれることや仕事についての会話で徐々に打ち解けていく2人だったが、ひょんなことから話題はかごめのことに。

すると、とわ子の口から、ずっと胸に秘めていた親友への思いが止めどなくあふれていき…。

ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」7話のネタバレ・感想

親友の綿来かごめ(市川実日子)が突然、亡くなってから1年。

娘の唄(豊嶋花)が高校通学のために祖父の家に引っ越したため、とわ子は一人で暮らしていた。

一方、しろくまハウジングは、オーナーが外資系ファンド「マディソンパートナーズ」に会社の株を売却しようとしていることが明らかになる。

職人の会社であるしろくまが外資の傘下になれば、経営が合理化されしろくまハウジングらしさが失われ、社員がリストラされてしまう。

なんとか外資による買収を防ごうとするとわ子だったが、営業部の松林カレン(高橋メアリージュン)が情報をマディソンパートナーズに流していたことを知り、停職処分を言い渡す。

『まめ夫』は複数のエピソードが同時進行し、意味ありげな台詞ややりとりが立て続けに登場するため、どこが本筋なのかなかなかわからない。

今回の第7話では、唄の一人暮らし、日曜劇場のドラマのような外資による買収、三人目の元夫で弁護士の中村慎森(岡田将生)の変化、謎の男(オダギリジョー)ととわ子が急接近といった断片的なエピソードが展開されていくのだが、とわ子がいろんな人の健康や食事を心配していたことから、彼女が急死した綿来かごめのことを、今も引きずっていることが明らかになってくる。

本作が面白いのは、過剰な台詞や意味があるのかどうかわからないおしゃれなやりとりの背後に、脚本家の坂元裕二が本当に描きたいことを隠そうとしていることで、むしろ隠すことで一番知ってほしいことを視聴者に伝えようとしているのではないかとすら思えてくる。

それは先週の元夫たち三人と彼らに気がある女性たちとの合コンのようなやりとりの背後で、画面に登場しないとわ子の物語が進行し、最終的にかごめの突然の死という予想外の出来事が起こる展開に強く現れている。

だとすれば、本作が一番描きたかったことは、とわ子とかごめの友情と、彼女たち二人と親密な関係になった最初の元夫・田中八作(松田龍平)の三角関係なのだろうか。

八作ととわ子のやりとりの向こう側には亡くなったかごめの存在が常にあり、不在の死者を介して二人が今もつながっていることがよくわかる。

しかし、八作が好きな人がかごめだったことに気づいてしまったとわ子は、かごめの話を気軽にすることはできない。

そんなとわ子が、かごめへの思いを口にしてしまうのが、偶然バスの中で知り合ったオダギリジョーが演じる謎の男だ。

朝のラジオ体操で顔は合わせていたが、交流のなかった2人は、とわ子がバスに置き忘れたパンをきっかけに仲良くなり、二人で「好き」なことについて話しているうちに、とわ子はかごめのことを話してしまう。

とわ子は見ず知らずの人になぜ親友が亡くなったことを話しているのだろうかと戸惑うが、見ず知らずのよく知らない相手だからこそ話してしまったという方が正解ではないかと思う。

自分の心情を饒舌に喋るとわ子の姿は、思わせぶりなやりとりが延々と続く『まめ夫』らしくないストレートな場面で、だからこそ優しく受け止め、死者と時間に対して自分自身が考える哲学を理知的に語ることで、とわ子の悲しみを受け止める男の優しさが染み渡る。

だが、あまりにも良いシーン過ぎて胡散臭く、何か裏があるんじゃないかと疑ってしまう自分もいる。

やがて彼が、しろくまハウジングの株買収を指揮していたマディソンパートナーズの法務部部長・小鳥遊大史だったことが明らかになる。

とわ子の話をおだやかな佇まいでうけ止めた時と同じ口調で、とわ子が社員に対してパワーハラスメントを行っていたという(おそらく松林がリークした)内部告発を淡々と読み上げ、回答によってはとわ子の解任決議案を提出すると言う。

この時点で充分、小鳥遊は恐ろしいのだが、もっと恐ろしいのはその後である。

翌日、朝のラジオ体操の場に小鳥遊はいつもどおり参加していた、気軽に声をかけてくる小鳥遊に困惑するとわ子に対し「昨日お会いしたのはビジネスじゃないですか。これはプライベートでしょ」と言う小鳥遊。

このシーンが皮肉なのは、とわ子が停職処分を言い渡した松林が、とわ子が松林の母親を心配して渡した「ぽかぽか」するバスオイルを返そうとした際に「停職とぽかぽかは別だよ」と優しく言った場面を思い出させるからだろう。

もしかしたら、小鳥遊はもう1人のとわ子なのかもしれない。

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「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」を楽しもう!

ドラマでもバラエティ番組でも、良い番組というのは何度観ても面白いですよね。

このドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫(豆夫)」もそのような作品なのではないかと思います。

これからもたくさん作られるであろうエンターテイメント作品を心赴くままに楽しんでいきましょう!

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