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恋はDeep(ディープ)にの1話~最終回までの無料視聴方法は?無料動画と見逃し配信!

ドラマ

石原さとみさんと綾野剛さんのダブル主演のドラマ「恋はDeep(ディープ)に」の1話から最終回結末までの無料動画配信や見逃し配信、全話のあらすじやネタバレなどを紹介していきたいと思います。

石原さとみさんと綾野剛さんのキュンキュンドラマということで、期待値は高いですが、「恋はDeepに」という番組タイトルから既に「・・・」という感想も出てしまっています!

という事で、このドラマ「恋はDeep(ディープ)に」はHuluで限定配信されるドラマでございます。

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「恋はDeep(ディープ)に」の放送内容

この春、史上最強のラブコメが始まる!

海を愛する魚オタクの海洋学者と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司。

巨大マリンリゾートの開発をめぐり出会った2人。

海を守りたい女と、その計画に人生をかける男。

住む世界がまるで違う2人が、やがて運命的な恋に落ちる。

しかし、その恋はかつてないほど禁断だった!

・・・なぜなら彼女には、誰もが驚くある『ヒミツ』があった!!

彼女は何者!?そして、2人の恋の行方は!?

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」1話から最終回までのあらすじネタバレ

この春、史上最強のラブコメが始まる!

海を愛する魚オタクの海洋学者と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司。

巨大マリンリゾートの開発をめぐり出会った2人。

海を守りたい女と、その計画に人生をかける男。

住む世界がまるで違う2人が、やがて運命的な恋に落ちる。

しかし、その恋はかつてないほど禁断だった!

・・・なぜなら彼女には、誰もが驚くある『ヒミツ』があった!!

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前代未聞の【ヒミツ】に満ちた、運命の恋の行方は!?

この春、水曜夜に胸キュンが止まらない!!

「地上で一番Deepな恋」の幕が上がります!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」1話のあらすじ・ネタバレ

海を愛する海洋学者・渚海音(石原さとみ)は、星ヶ浜海岸に巨大マリンリゾートが建設されることを知り、海に暮らす魚たちの暮らしを守るため、なんとか止める手立てはないかと考える。

一方、リゾート開発を進める蓮田トラストの御曹司で、三兄弟の次男・倫太郎(綾野剛)は、父・太郎(鹿賀丈史)にロンドンから呼び戻され、星ヶ浜での開発の陣頭指揮を任される。

海音が出演したあるテレビ番組をきっかけに顔を合わせた二人は、環境保護とリゾート開発という正反対の目的を持って最悪の出会いを果たす。

しかし翌日、倫太郎と対立関係にある兄・光太郎(大谷亮平)から呼び出された海音は、なんと、リゾート開発チームに参加してほしいと頼まれて・・・!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」1話のネタバレ・感想

愛おしそうに大切なものを慈しむ眼差しに不意に遭遇してしまった時、その先にあるものが自分も大切に想っている対象ならばなおのこと、相手のことが気になり、恋に落ちるのなんていとも簡単な話だ。

むしろ、そんな偶然こそを“運命の出会い”と呼ぶのだろう。

まさに『恋はDeepに』(日本テレビ系、以後『恋ぷに』)での、主人公2人の出会いだ。

ただし、今回の2人は一筋縄にはいかない。

海を愛し海洋生物を守ろうとする海洋学者・渚海音(石原さとみ)と、マリンリゾート開発に全てを懸けるツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)という、正反対の立場をとる者同士。

倫太郎の兄・光太郎(大谷亮平)が言う通り「矛と盾」のような関係性だ。

初めて見かけた倫太郎は、テレビ局にある水槽越しに魚たちをとても大切そうに眺める優しげな視線が印象的だったのに、リゾート開発チームのアドバイザーとして招かれ再会を果たした際には、海音の“海洋生物に悪影響を及ぼしてしまいかねない”と必死に訴える言葉に全く聞く耳を持たず、にわかには同一人物だと信じ難いほどだ。

むしろ、後者の倫太郎の方が“通常モード”で、前者は“ほんの一瞬”彼が見せた童心に返った表情だったことがほどなくしてわかるわけだが、これまた“ラブコメ”を描く上で憎い演出だ。

敵対するはずの相手なのに、その相手の“矛盾する”一面を先に知ってしまうのだ。しかも、“自分だけが”だ。

しかし、どうやら彼にも“海”にまつわる“家族”の秘密、トラウマのような過去(おそらく母親に関する何か)があるようで、それが倫太郎の強引にも見えるリゾート開発推進の裏に隠された原動力なのかもしれない。

綾野剛といえば、昨年放送の刑事ドラマ『MIU404』(TBS系)、同じく刑事役を演じた映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』、さらに『ヤクザと家族 The Family』、現在公開中の『ホムンクルス』と、怒涛の主演作公開ラッシュを見せているが、そんな中でも恋愛作品への出演は久々で、本作の情報解禁時から話題を集めていた。

ラストには、1話目とは思えないほどの種明かしが用意されていた。

随所に散りばめられた“違和感”の答え合わせがとても気になる形で描かれる。

スキューバダイビング中、海面に上がれなくなってしまった倫太郎に手を差し伸べ、陸まで引き上げ、心肺蘇生的に(?)人工呼吸のために(?)海音はキスをする。

それこそ、アンデルセン童話の『人魚姫』の一幕のようだった。

その突然の展開にもビックリだったが、さらに衝撃の事実が明かされる。

本作の“ラブコメ”の「コメディー」にはどうやら “ファンタジー”要素も共存しているようだと、我々視聴者は気付かされる。

なるほど、だから海音はあんなにも顔面に水滴を噴射させていたのか。

確かに、出かける前にもどっちのネックレスが良いか水槽に向かって相談していた。

スマホの画面をプッシュする際にも、必ず自分の指を温めるかのように息を吹きかけるし、サラダかと思いきや、海藻の盛り合わせを食べていた。

それに、海洋大学の研究室で他の研究員に「私がここにいられる残り時間は限られている」とも話していた。

あれだけ、魚側を主語に何事も考え、語れるのも、彼女が“女性版さかなクン”だったわけではなく、むしろそっくりそのままその通りの意味だったのだ。

恋愛作品では「立場の違う者」「正反対の者同士」の組み合わせが描かれるのは常だが、本作が意味するところの「立場の違い」「正反対」「住む世界の違い」はその比ではなさそうだ。

あんなにすかした顔のクールな倫太郎が海音との触れ合いによってどんなふうに変化していくのか、また彼女のこのとんでもない秘密を知った際にどんな反応をするのか。

ストーリーはもちろんのこと、この先今までにない色んな“綾野剛”の表情が見られそうで楽しみで仕方ない。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」2話のあらすじ・ネタバレ

スキューバ中の事故で溺れた倫太郎(綾野剛)を助けた海音みお(石原さとみ)。

翌日、会社で顔を合わせた二人の間には気まずい空気が・・・。

そんな中、蓮田トラストのリゾート開発本部は、世界的に有名な一流ホテルを誘致するため、CEO・デイヴィッド(小手伸也)の説得に動き出す。

なかなかOKを出さないデイヴィッドだったが、海中展望タワーに興味を示し、倫太郎に期待をかける。

それを見た海音はなんとか阻止しようと、とある作戦に出ることに。

そんな海音に光太郎(大谷亮平)は手を貸すが、その狙いとは・・・?

そのころ、突然鴨居研究室を訪れる榮太郎(渡邊圭祐)。

藍花(今田美桜)は、榮太郎からリゾート開発本部と研究室の交流会を提案されて・・・。

海で助けてくれたお礼を海音に伝えようとする倫太郎だったが、なかなか上手く切り出せない。

一方海音も、倫太郎から時折見える不器用で優しい素顔が少しずつ気になり始めて・・・。

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」2話のネタバレ・感想

「私にとって星ヶ浜の海は人生をかけて背負っていかなければならないものです」――第1話に待ち受けていた衝撃ラストの記憶も新しいままに始まった第2話。

世界的に有名な一流ホテルCEO・デイヴィッド(小手伸也)に「あなたにとっての海は?」と問われた際のツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)の回答が冒頭だ。

海洋学者・渚海音(石原さとみ)に海に潜っていた理由を聞かれ「さがしもの」と答えた倫太郎だったが、海で何か大切なもの(母親に関する何か、あるいはもしかすると母親自身)をなくしたのは間違いなく、彼が海中展望タワーの建設を何がなんでも押し通そうと躍起になっているのは幼い頃に交わした母親との約束を守るためだったのだ。

第1話からすでに何度も登場している、一度ビリビリに破かれテープでつなぎ合わされた画用紙、そこに描かれた家族全員の笑顔の絵は、その母親との約束の象徴でもあり、なんだかギクシャクした兄弟関係(特に長男と次男)の発端になった出来事が隠されているようだ。

この「さがしもの」の存在は、兄弟間でも共有されているようで、兄・光太郎(大谷亮平)からも「見つかったのか? 俺は怖くてまだ海に潜ろうなんて思えない」と言われていたし、幼少期には光太郎が倫太郎に対して「全部お前のせいだ」と詰め寄る回想シーンも描かれた。

終盤には、停電で倫太郎と海音が2人きりでエレベーターに閉じ込められるというなんともベタ中のベタ展開、“恋愛ドラマあるある”が描かれる。

そこで体を震わせながら海中トンネルや海中展望タワーの建設の中止を訴える海音の姿に、倫太郎は海を“お金を生む観光資源”としてしか捉えていないデイヴィッドと手を組むのを願い下げようとするも、光太郎が交渉をまとめ上げていた。

光太郎の狙いもまた現時点では見えてこないところがある。

倫太郎との関係が良好でないことは明らかで、今回の倫太郎が指揮をとるマリンリゾート開発計画を邪魔しようと海音をアドバイザーに招いたのかと思いきや、リゾート開発計画を率先して進める格好になっている。

本作を観ていると、なんだか映画『もののけ姫』を思い出してしまう。

「さがしもの」(アシタカの場合には、自身の腕に受けた死の呪いを解くヒント)を求めて、敵対する側(タタリ神のルーツがある深い森)に足を踏み入れ、そこでオオカミに育てられた少女サンと出会う。

森と敵対する人間の村(タタラ場)ともののけの間で揺れ動くアシタカの様子や、アシタカとサンが互いに惹かれあっていく過程、人間と森、もののけが共生できる道はないのかと模索する姿は、まさに第2話後半で描かれた倫太郎と海音のやり取りと早くも重なる。

『人魚姫』の結末はあまりに悲しく切なすぎるので、最終的に何かしら“共生”の手立てが見える『もののけ姫』のような展開が待ち受けていてほしいという勝手な願望が筆者の中で顔を出しているのかもしれない。

石原さとみといえば、『リッチマン、プアウーマン』(フジテレビ系)、『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)と多数の恋愛ドラマでヒロイン役を務めてきたが、本作での役どころはそこに『アンナチュラル』(TBS系)で演じた法医学者の三澄ミコト役での顔がミックスされている気がする。

所属が研究室で白衣姿という共通点はもちろんのこと、ミコトも解剖を通して死人の“声なき声”に耳を傾けていたし、自身の中で強い“死生観”とそれに至る原体験を持ち合わせていた。

本作でも海洋生物の代弁者として星ヶ浜から“最後の砦”として送り込まれてきた存在であり、まだ家族関係は描かれていないものの、海洋生物との仲間意識、連帯感の強さを滲ませている。

次話の予告編では、光太郎と倫太郎それぞれに海音の秘密の核心に迫っていく様子が描かれていた上に、倫太郎と親しげな他の女性の存在がほのめかされていた。

ちゃんとベタ展開を抑えつつも、どこに向かっていくのかはまだ未知数の『恋ぷに』、次週がさらに楽しみだ。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」3話のあらすじ・ネタバレ

倫太郎(綾野剛)と心が通じたと思った矢先、マリンリゾートへのホテル誘致が決まったと聞き、動揺する海音みお(石原さとみ)。

そんな中、開発予定地である山の一部に、まだ手に入っていない土地があることが発覚。

土地所有者の雪乃(堀田真由)に、土地を売る気持ちはないと聞き、安心する海音。

再び冷たい態度に戻り、海音を戸惑わせる倫太郎だが、海音には倫太郎が海を壊すようなことを本当に望んでいるとも思えず・・・。

そして倫太郎は、何か海にトラウマを抱えている様子で・・・。

一方、研究室では新しいバイトに榮太郎(渡邊圭祐)が決定!?

榮太郎のまっすぐな瞳に、藍花(今田美桜)の気持ちも揺れ動く。

テント暮らしの准教授・椎木(水澤紳吾)は海音の経歴が空白であることに気づき、その正体に疑惑の目を向けていて・・・。

蓮田トラスト社内ではリゾート開発が難航する倫太郎に、兄・光太郎(大谷亮平)が厳しい言葉をぶつける。

海音は山の水質を実地調査し、海を守るために、山の自然がいかに大切なのかを倫太郎に説明。

それを聞いた倫太郎の行動は・・・?

そして、倫太郎と親密な関係の美女が登場!?

それぞれの思惑がぶつかる中、二人の恋が加速する!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」3話のネタバレ・感想

「どれが本当の倫太郎さんですか? 優しいのか冷たいのかわかんないです……」

『恋はDeepに』(日本テレビ系、以後『恋ぷに』)第2話のエレベーター内で、海洋学者・渚海音(石原さとみ)がツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)に思わずこぼした言葉だが、第3話は海音からすればさらにこの緩急が凄まじい回となった。

マリンリゾートへのベンジャミンホテルの誘致が決まったと聞き、確かに気持ちが通じ合い海中トンネルの建設について考え改めてくれるものだと思っていたほのかな期待も見事に打ち砕かれ、海音は困惑する。

ただ、開発予定地の一部である山の所有者が土地の売却に応じてくれないと聞きつけ諦め切れない海音は、今度は山と海がどれだけ密接な関係で、互いにとって必要不可欠な存在かデータにまとめ、倫太郎に再度建設計画を考え直させるように奮闘する。

ビジネスライクに結果しか話さない倫太郎だが、「あれは兄が勝手に決めた話で」と伝えることもできただろうに、言い訳がましく聞こえてしまいかねない余計なことは一切話さないところが潔いとも言えるし、それがために勘違いもされやすいタイプだろう。

しかし、隠しきれない“愛情深さ”が時折滲み出るのを海音は見逃さない。

互いに、“大事なもの”“絶対に譲れないもの”を持つ者同士、またその対象へのアプローチは真逆ながら双方ともに星ヶ浜の海に並々ならぬ思い入れがある者同士、どうしたってぶつかり合ってしまう反面、分かり合えてしまい惹かれ合ってしまう部分もあるのだろう。

今回、倫太郎が山の所有権を押さえたのも、他の会社の手に渡って山が壊される前に自分たちのものにして山を守る方法を考えようとしてのことのようだ。

「きっとわかってくれています」と倫太郎のことを祈るように見ていた海音の“信じたい、信じてみたい”気持ちが、“信じよう、信じて大丈夫”という確信に変わった瞬間だっただろう。

一度帰ったかに見えてわざわざ一人戻ってきてくれてコートをかけてくれる倫太郎に、海辺で焼き芋を一緒に食べ合える倫太郎に、きっと海音は“自分の限られた時間”をこの人に懸けてみようと思ったに違いない。

今話でなんとなく全容が見えてきたのが兄・光太郎(大谷亮平)の思惑だ。

どうやら「星ヶ浜海岸の事前水質調査」として、海音の叔父(という設定)の鴨居教授(橋本じゅん)にお金と引き換えに“開発を進めても問題ない”とする偽の調査報告書を出させていたようだ。

母親不在に関する何かしら海にまつわる事故について、倫太郎の過失をずっと許せずにいる光太郎は、海音のことも“建設を中止させるためにアドバイザーに招いた”というテイをとりながらも実際には“海音を使って排除したい人間(おそらく倫太郎)がいたから”というのが本心のようだ。

大谷亮平といえば、醸し出すマイルドな雰囲気が印象的で、『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)で狂気的な妻と元カノの間で振り回され、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)で演じた風見涼太役でも交際相手には不自由しないだろうが結婚に否定的なスーパーイケメンを演じ、どちらかと言えば“受け”の演技のイメージが強い。

そんな彼が本作で見せてくれる、女性社員からの人気は簡単にかっさらえる程度には外面が良いものの内心は誰にも心を許しておらず、実際には他人を寄せ付けない“悪い男”の顔は、とても新鮮に映る。

こちらもこちらで見事ハマり役だ。

冷静沈着に粛々と水面下で自分の思うように物事を運びながらも、倫太郎には皮肉をこぼし彼を焚きつけるとても良い配役だろう。

次週、今度は海音と倫太郎、さらに海音の後輩研究員の藍花(今田美桜)と倫太郎の弟・榮太郎(渡邊圭祐)のWデートの様子が描かれるらしい。

海音にとっては気になる恋敵のような存在も明らかになるようで、恋愛要素も加速していく『恋ぷに』と、そんな最中に遂に差し込まれる禁断の真実の告白“私、人間じゃないの”以降の展開がとにかく気になって仕方ない。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」4話のあらすじ・ネタバレ

海音(石原さとみ)の話を聞き、山を守る決心をした倫太郎(綾野剛)は、「山を崩さない」という条件で、土地を購入。

その行動は社内で問題になり、父で会長の太郎によって、倫太郎はプロジェクトから降ろされてしまう!

代わりに指揮を執る光太郎(大谷亮平)は、倫太郎がこだわっていた<海中展望タワー>の建設を中止。

目的達成となる海音だが、光太郎の人柄がどうしても信頼できず・・・。

さらに、倫太郎とハグしていた女性・遥香(泉里香)の存在が気になってしまい・・・。

ウツボからある忠告をされた海音は、倫太郎を尾行。

そこで目撃したのは、遥香と幼い子どもと待ち合わせして、楽しそうに遊ぶ姿だった!

倫太郎には妻子がいる・・・!?

さらに、倫太郎も海音の正体に疑問を持ち始めて・・・。

お互いへの疑惑が膨らむなか、榮太郎が企画したWデートBBQで二人きりになったとき、海音と倫太郎に何かが起きる!?

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」4話のネタバレ・感想

「私、人間じゃないの」

ラストに遂に海洋学者・渚海音(石原さとみ)からツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)に衝撃のカミングアウトがあった『恋はDeepに』(日本テレビ系)第4話。

前話から、共に山を守り“戦友”感が出ていた2人だったが、買い取った山林は保存したまま開発を進めようとする倫太郎はマリンリゾート開発プロジェクトメンバーから外されてしまう。

さらに、代わりに指揮を執る兄・光太郎(大谷亮平)は「海中展望タワー」建設中止を決め、海音にとっては望んでいた方向に話が進んでいるもののなんだか腑に落ちない様子で、素直に喜べないようだ。

「海中展望タワー」は倫太郎にとっては亡き母親との約束の証、それを知っている光太郎は母親不在の原因を作ったのであろう倫太郎をずっと許せず、何としてでも倫太郎に母親との約束を果たさせる訳にはいかないのだろう。光太郎は倫太郎に罪滅ぼしをする機会を与えたくはないのではないだろうか。

それでもなお「大切な人との約束」のために計画を諦めはしない倫太郎に、海音も「大切なものを守るために私は私の立場で反対します」と宣誓するが、「海洋生物のことも考えて、どうにか建設する」と倫太郎も応戦する。

今話、何と言っても盛り上がりを見せたのは、やはり倫太郎から海音への突然の不意打ちすぎるキスだろう。海音の正体に迫ろうとする倫太郎をはぐらかすばかりの海音に痺れを切らして、あるいは“どうしたって埋まらない心の距離”が歯痒くて。自分にだけは本当のことを話してほしいという祈りに近い気持ちを込めて。倫太郎自身も朧げな第1話での海音からのキスの記憶を思い起こそうとして。色々な気持ちが込み上がってのキスだったのだろうが、いつだって冷静沈着で“ツン”な倫太郎には珍しく、自分自身でもコントロールしきれない焦りや彼女を“しっかり掴みたい”“もっと知りたい”という願望に衝動的に突き動かされたようだった。

海音が倫太郎からの怒涛の質問攻めに、苦し紛れに彼女にとっているはずもない“幼なじみ”“友達”の存在などを持ち出して答えている姿が観ているこちらとしても苦しかった。倫太郎に妻子がいないと知ったときに海音が安堵したのは、“好きになっても良い相手”だということだけでなく、“この人も私と同じひとりぼっちなんだ”という気持ちも少なからずあったのではないだろうか。

倫太郎からすれば、“もうそれ以上、無理な嘘はつかなくていい。お願いだから”という気持ちの口止め的なキスでもあったのかもしれない。確実に辻褄の合わない嘘が出てきても、これまでの彼女との触れ合いの中で海音が“そうせざるを得ない”のっぴきならない事情があることに想いを馳せてしまうからこそ、自分を信じてそれを打ち明けてはくれない海音のことや、というよりも海音の中で自分自身が“信用に足る”と認められていない事実に対して悔しさや虚しさもあったのかもしれない。

気になって、海音のことを探し回る倫太郎の姿も、幼少期に大切な母親という存在を亡くしてしまった彼の不安やトラウマ、焦燥を感じさせ、胸に迫るものがあった。

海音の後輩研究員の藍花(今田美桜)と倫太郎の弟・榮太郎(渡邊圭祐)が企画したWデートで2人の距離が近づいたわけだが、今後もこの2人が主人公たちの恋の橋渡しになってくれることは間違いなさそうだ。

特に、マイルドで甘え上手な末っ子キャラの榮太郎であれば、海音の正体を知ってもそう動じなさそうな気さえする。渡邊といえば、『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で演じた血を見るのが苦手なヘタレ新人看護師・仁志琉星役で一気に知名度を上げた。本作でのふんわりとした空気感を纏った攻撃性ゼロの役どころは仁志役とも近しい。かと思いきや、綾野剛と共演した『MIU404』(TBS系)で演じた謎のナウチューバー・特派員REC役では、理論武装だけは一丁前で陰謀論などに傾倒しそうなかなり偏りのある人物像を見事演じ切った。『直ちゃんは小学三年生』(テレビ東京系)では、衝撃のランドセル姿を披露し、金持ちで頭の良い小学生(『ドラえもん』で言うところのスネ夫的なポジション)きんべ役という難しい役どころを好演した。主人公が人魚姫かもしれない本作並みに、ある意味パンチライン満載の作品だったが、観る者を一気にその世界観に惹き込んでくれ懐かしい気持ちにしてくれたのだから、渡邊のジャンルを問わない縦横無尽の活躍ぶりはお見事である。

海音の衝撃の告白を受けた後、2人の関係性はどう展開していくのか。どうやら海音が人間でいられるタイムリミットも迫ってきているようだ。2人の距離が近づけば近づくほど、その先にはどうしたって抗えない運命が待ち受けていることを知ってしまっている我々は、どんな気持ちで今後のストーリーを見守ればいいのか。2人の“共生”の手立てが探し当てられることを祈りながら、見守っていきたい。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」5話のあらすじ・ネタバレ

「・・・私、人間じゃないの」

海音(石原さとみ)の告白に混乱する倫太郎(綾野剛)。

海音は、倫太郎のことは忘れ、残された期間で海を守ることに集中しようとする。

そんな中、蓮田トラストと鴨居研究室が合同で、『星ヶ浜の今と未来』をテーマにしたイベントを開催することに。

倫太郎は、<海中展望タワー>計画の復活を条件にイベントの責任者を引き受ける。

鴨居研究室をプロジェクトから外そうと画策する光太郎(大谷亮平)と火花を散らす一方で、まさか海音に騙されている?と思い悩み・・・。

そんな中、藍花(今田美桜)と榮太郎(渡邊圭祐)の恋は急進展!しかし榮太郎にも秘密があるようで・・・。

イベント終了後、海音の家を訪ねる倫太郎。そこで目にしたものとは・・・?

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」5話のネタバレ・感想

「きれいだったから。ずっと大切にしなくちゃって、なぜか思ったんです」

ツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)の「さがしもの」が、あるいはその一部が見つかった『恋はDeepに』(日本テレビ系)第5話。しかも見つけたのは海洋学者・渚海音(石原さとみ)だった。

やはり、倫太郎の母親は25年前に星ヶ浜の海で亡くなっていた。倫太郎が投げたビーチボールを取りに海に入って帰らぬ人となったようだ。

倫太郎が以前スキューバダイビングしていた理由を聞かれて「さがしもの」と答えていたのは母親との思い出だったのかもしれないし、何か母親の形見となるようなものだったのかもしれないが、陸上に出る前の海音が倫太郎の母親の指輪を海の中で拾っていたのだ。こんな因縁ってあるのだろうか。

やはり倫太郎が「海中展望タワー」建設にこだわる理由は「大切なものを奪った憎き星ヶ浜に、だからこそ幸せいっぱいのマリンリゾートを開発する」という、どうしたって戻らない過去の無念を晴らすためだったのだ。

一方、兄・光太郎(大谷亮平)にとっては忌々しい場所でしかない星ヶ浜はマリンリゾート開発では飽き足らず海底資源の開発まで発表し、骨の髄まで吸い尽くしてやろうという搾取の対象でしかないようだ(母親を奪った星ヶ浜をいっそのこと壊してしまいたいという思いもあるのかもしれない)。

それ以外にも、これまで断片的に描かれてきた点と点が線で繋がった回となった。やはり、鴨居研究室・室長の鴨居正(橋本じゅん)は2年前に光太郎に依頼された通り「星ヶ浜海岸の水質事前調査」の結果を改ざんし、寄付金を得る見返りに便宜を図っていたことも明かされた。

鴨居を演じる橋本じゅんは、綾野剛・渡邊圭祐と共演した『MIU404』(TBS系)でベテラン機捜隊員・陣馬役を好演し、岡田健史演じる九重とのバディが話題となった。現在放送中の『桜の塔』(テレビ朝日系)では元警察官で現在は主人公の情報屋として暗躍する刈谷役を演じている。

これまではベテランポジションだがまだまだ脂の乗った現役感のある「動」な役どころが続いていたのが、本作では学者、風貌としては白髪のおじいちゃんで「静」の印象の方が強い珍しい役柄を熱演している。本作への出演が発表された際の橋本のコメント「夢と現実の架け橋になれる様に、ピノキオのゼペットおじいちゃんの如く(笑)演じたい」にもある通り、確かに海岸でぐったり横たわる海音を保護し命を吹き返らせたのは紛れもない鴨居だ。

“夢”と“現実”、“海の保全(理想)”と“研究室の維持(現実)”、“研究者としてあるべき姿”と“それを曲げてでも守りたいもの”の間で揺れ動く姿をとても丁寧に人間臭く見せてくれている。夢物語の要素も強い本作を地に足をつけたものにしているのは、この橋本演じる鴨居の“人間臭さ”によるところも大きいのかもしれない。

水質調査の改ざんでもう同じ過ちには二度と手を染めないと固く誓っていただろう鴨居が、それでもなお海音の論文を権威ある研究誌に載せるために再度嘘を重ねるしかなかった裏には、“人間の形姿でいられる時間にもタイムリミットがある海音の意志を引き継ぐため”という責任感に突き動かされてのことだろう。

海音の“やらねばならないこと”に最大限協力したい、力を貸したい、それが前に犯してしまった自身の過ちの罪滅ぼしになると思ってのことかもしれない。鴨居が海音を見守る姿には既にとてつもない愛情が宿っていて、主人公2人が証明するより前になんなら、生物の種別を超えての愛情が存在し得ることを体現してくれているように思える。

そんな鴨居が海音の経歴を詐称したことで週刊誌の記者に目をつけられてしまう。どうか海音が“私がいるせいで皆に迷惑をかけてしまう……”そんな想いに駆られてしまいませんように。自分を責めることがありませんように。

水質調査の件で謝る鴨居を見て、光太郎から邪魔をされながらもマリンリゾートの開発計画に奔走する倫太郎を見て、母親の事故死を自分のせいだと責め続ける倫太郎の懺悔を目の当たりにして、海音はきっともう嫌というほどわかっているはずだ。“完全なる悪”などこの世にそう多くはなく、ほとんどが“そうせざるを得なかった”何かしらの本人なりの正義や守りたいものがあってのことで、断罪することは難しいということを。

星ヶ浜水族館でのPRイベントで「星ヶ浜の今」のパートを鴨居研究室が、「未来」パートを蓮田トラストが担当し大盛況を収めたように、どうか星ヶ浜の海の保全とリゾート開発が、つまり海音と倫太郎の共生が叶いますように。

また、倫太郎の弟・榮太郎(渡邊圭祐)が何やら不穏な動きをしていたが、蓮田三兄弟唯一の癒しキャラかと思いきや、話はそう簡単ではないらしい。

次週、鴨居と引き離された海音が倫太郎と急接近するようだ。遂に互いにこれまで隠し通してきた秘密を明かし合った2人が結ばれるといいなと願いながらも、リミットがある、終わりを予感させる恋が進むのを見守るのには涙がつきものだ。どうかこの2人からもう誰も何も大切なものを奪うことがありませんように。後半戦突入の次話、切ないこの恋の行方に希望が見出せますように。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」6話のあらすじ・ネタバレ

鴨居(橋本じゅん)が警察に連行され、一人になってしまった海音(石原さとみ)。

心配する倫太郎(綾野剛)は、海音を蓮田家に招待する。

そこに、ちょうど遥香(泉里香)を連れた榮太郎(渡邊圭祐)も帰って来て……。

倫太郎と遥香の親しげな姿に、ほのかに嫉妬する海音。

そんな中、蓮田家には、藍花(今田美桜)たち研究室の仲間が押しかける。

仲間の暖かさに嬉しくなる海音。

一方、藍花は、榮太郎の隠し事が気になっていた。

コソコソと椎木(水澤紳吾)とやりとりする榮太郎は、とある株の売買を進めている様子で……。

その夜。倫太郎は海音に、母親との約束だった<海中展望タワー>を作って自分を取り戻すためにロンドンから戻って来たと話す。

しかし、海音に出会ったことで「予定が狂った」と切なく微笑むと、海音にまっすぐな気持ちをぶつける……!

倫太郎への気持ちに歯止めが効かず、地上での生活に未練を感じ始める海音。

一方、蓮田トラストでは、星ヶ浜の開発プロジェクトについて、光太郎(大谷亮平)か倫太郎、ふさわしいリーダーが選ばれることになり……。

そして海音の正体を巡って、研究室はさらなる窮地に立たされる!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」6話のネタバレ・感想

「でも君に出会って、予定が狂った」「ここにいたい」

ツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)と海洋学者・渚海音(石原さとみ)が互いへの好意を確認し合った『恋はDeepに』(日本テレビ系)第6話。「海中展望タワー」建設を巡って正反対の立場を取る2人の出会いはまさに運命的で、互いが互いの予定を、運命をも大きく狂わせるほどの威力を持っていたのだ。

それは嬉しい誤算であり、神様のいたずらでもあり、切なくほろ苦い悲運とも言える。海音と一緒にいる時間が長くなるにつれ、倫太郎の眼差しがとても優しく柔らかいものへと変化し、海音が初めて彼を見かけた際に遭遇した水槽内の魚を愛おしそうに見つめる視線そのものになった。

海音と一緒に塩水(海水に近いほどの高濃度水でキスをした後の感想も「しょっぱい」になるほどの)を飲み、味付けなしのわかめサラダを食べ、加湿器のスチームを浴びる倫太郎の姿がなんとも愛らしい。

藍花(今田美桜)ら鴨居研究室メンバーと蓮田家で過ごす時間は、海音には持ち合わせていなかった、他人の話を聞いてでしか知ることのできなかった“仲間との思い出”をまさに追体験している、貴重なきらめく時間の最中なのだろう。

同じように海音も亀のカメダくんの力も借りて、兄・光太郎(大谷亮平)が星ヶ浜の海底資源の開発を進めるためにまたしても言いなりになってくれる研究者を携え、研究結果の改ざんを図ろうとしていることを倫太郎に伝える。また、光太郎と倫太郎のどちらを開発リーダーにするかの最終ジャッジのプレゼンの場でも、水族館でのPRイベントに参加した子どもたちからの寄せ書きや手紙をそっと届け援護射撃する。

会長も「リゾートに来る人々の幸せ、その記憶は親から子へ、子どもから孫へ何世代にも渡って引き継がれていくもの。目先の利益よりも、より長く続く価値に懸けてみたい」という想いから、倫太郎が見事にマリンリゾート開発プロジェクトリーダーに返り咲く。

しかし、光太郎と倫太郎はどうしてこうもいがみ合っているのだろうか。光太郎も母親を亡くした事故死について倫太郎のことはとっくに許していると言う。倫太郎は倫太郎で「父さんは俺には何も期待していなくて、居場所がなかった。だから逃げたようなもの」だとイギリス留学の理由を打ち明けていた。

何か大きなボタンのかけ違いがあったのだろうか。光太郎はもしかすると家を出て行った(も同然の)倫太郎をいざというときに呼び戻した父親への反骨心や父親に認められたい一心で、倫太郎にきつく当たってしまうのだろうか。

三男・榮太郎(渡邊圭祐)も「あんなにいがみ合うなら星ヶ浜リゾートなんてなくなればいいのに……」とこぼしていたが、どうやら鴨居研究室の椎木(水澤紳吾)らと画策し、蓮田トラストの株式を買い占める暴挙に出たようだ。その打ち合わせのオンライン会議の画面は5分割されていたが、残り3人の協力者が一体誰なのかも気になるところだ。

そんな榮太郎と付き合い始め、彼の“隠し事”にいち早く気付いていたのが今田美桜演じる藍花だ。今田はまさに“等身大”という言葉がしっくりくる真っ直ぐな演技が魅力的で、どの作品でも歯に衣着せぬ物言いの、それでいて許されてしまうような裏表のない役どころが特にここ最近は続いているように思う。本作でも年下だがちゃっかりしつつも、どこか達観している節もあるような勘の良い後輩役を好演している。

適度なゆるさと、それでいながらガッツも上手く共存して見せられる彼女が演じる女性像は非常にリアルで、親近感を抱きやすい。連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合)への出演も決定しており、今後控えている出番が楽しみだ。

「星ヶ浜の海も、どんな事情を抱えてようが海音も絶対に守るから」と宣言した倫太郎は、人間の姿形でいられるタイムリミットが近づく海音との時間をどう過ごし、その中で彼自身もどうやって自分を取り戻していくのか。ラストに海音が相棒のウツボの言葉が聞こえなくなる現象が描かれていたが、これは何の予兆を意味するのか。

海音が“ここにいたい”と“人間のままでいたい”と願ってしまったからなのだろうか。次回予告では「人魚姫」を思わす掛け軸のようなものが出てきて、ますます海音の正体が明かされていくようだ。

磁石のS極とN極のように近づこうとすればするほどどうしたって反発し合ってしまう、くっつくことができない宿命を背負った2人が、それでも手と手を取り合おうとしたときにどんな未来が待ち受けているのか。倫太郎の表情が和らげば和らぐほど、海音がこの世界に居場所を見つければ見つけるほど、どちらかが欠けてしまうような未来予想図はどうしたって辛いのだ。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」7話のあらすじ・ネタバレ

魚たちの話す言葉が突然理解できなくなってしまった海音みお(石原さとみ)。

一方、開発プロジェクトのリーダーに復帰した倫太郎(綾野剛)は、記者に追われる海音の身が心配で……。

さらに、海音の怪しい経歴をめぐって、鴨居研究室は大学内で存続の危機に立たされてしまう!

一方、蓮田トラストでは香港の会社に株を買い進められていることが発覚。

このままでは会社を乗っ取られてしまうが……。

大量の株を売却していたのは、榮太郎(渡邊圭祐)だった。

そんな中、海音を心配する倫太郎が研究室に迎えにくる。

倫太郎が向かった先は会社ではなく、遊園地!自分を元気付けようとする倫太郎の優しさを感じる海音。

倫太郎は<海中展望タワー>が環境を壊さないよう、大きさや形まで真剣に考え直そうとしていた。

その夜。榮太郎の行動をめぐって蓮田家には険悪なムードが。

また、海音は研究室の仲間にこれ以上迷惑をかけないため、自ら身の潔白を証明しようと、“危険な作戦”に出ようとしていた…。

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」7話のネタバレ・感想

「大丈夫、君は何も悪くないから」
「倫太郎さん、何も悪くないのに」

掛け軸の人魚の描写と「人魚」という文字がクローズアップされ海洋学者・渚海音(石原さとみ)の正体がいよいよはっきりと明かされた第7話。

プロジェクトリーダーに返り咲いたツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)は、海流に配慮し「海中展望タワー」の建設場所、形や大きさを変えて、海と人の共生を叶えられるようなマリンリゾート開発を誓う。

一方、経歴詐称の疑惑の目に晒されている海音を巡って、鴨居教授(橋本じゅん)は、海音を解雇して鴨居研究室を存続させるか、あるいは研究室自体の解散かの究極の二択を大学側から迫られる。

魚の話す言葉が聞き取れなくなり、自分の中に確かに芽生えている“ここにいたい”という願望にももう蓋をしておくことはできない……海音の戸惑いと不安はどれほどのものだっただろうか。これまでははっきりとした目的を持ち “海からの使者”という確固たる立場があったのに、今はどっちつかずの状況。

“海の仲間”との繋がりも感じられなければ、かと言ってもちろん自分は“人間”ではない。あくまで“人間”の姿形をしているだけで、みんなと一緒にはなれない。

隠してきた正体の“正体”部分の実態さえ揺らぐ恐怖。自分の核となる部分がどんどん薄れていって消えていく……どこにも所属していない疎外感、アイデンティティの崩壊。

自分が自分であることを証明できる術がない。鴨居教授が考えてくれた“渚海音”としての経歴のように、“渚海音”になる前の本来の自分のルーツさえ心許ないものとなっていく。一体どれほどに心細く孤独なことだろうか。

そんな海音にとって週刊誌の記者を撒いて、遊園地に連れ出してくれて、自分の身の潔白を晴らそうと出演したテレビの生中継中の絶体絶命のピンチに駆けつけてくれる倫太郎の存在は“命綱”のようなものだろう。

「俺は何ができるんだろう。海音とずっと一緒にいるために、何ができるんだろう、どうしたら良いんだろうって。俺は君を離したくない」

この地上で鴨居教授以外に自分の正体(人間ではないこと)を知っているたった一人の男に“これから”の未来の話をされた後に、人魚の末路を知ってしまうなんて、あまりに残酷だ。

「地上にとどまった人魚は人間を不幸にしてしまう」

自分のせいで鴨居研究室の存続が危ぶまれ、「海音ちゃんは元気でいてくれればそれでいいの」なんて言ってくれる鴨居教授はじめ研究室のみんなに迷惑をかけてしまっている上、大切な倫太郎まで振り回し悲しい想いをさせてしまう。

倫太郎は「帰ろう」と言ってテレビ局から連れ出してくれたけれど、そもそも倫太郎と海音の“帰る”場所は違うのだ。それなのに、泣きながら入った海で、海さえも彼女を迎えてはくれなかった。

海の中に大切な人が進み行く姿は倫太郎のトラウマの原体験を思い起こさせるものでもあり、ここでもふたりの悲しき運命が交差するのだ。倫太郎はもうこれ以上、海に愛すべき人を奪われてしまう訳にはいかないのだ。

母親を亡くした事故の際には、足がすくんで動けなかったと話していたが、海音の元には一目散に駆け寄る姿が彼の強い決意を感じさせる。これ以上“さがしもの”は増やしたくはないと、大切なものからは目を離さず、しっかりと自分の手で掴んでいられるように。

その裏で、蓮田トラストの株が香港の会社によって買い占められていることが発覚し、さらに大量の株を売却していたのは三男・榮太郎(渡邊圭祐)だったことも明かされる。買収元会社の代表は蓮田トラストの経営陣の刷新と合わせて榮太郎を取締役に推薦する(この展開は元々手を組んでいた鴨居研究室の椎木<水澤紳吾>にも知らされていなかったようだ)。

これが蓮田トラストにとって、また三兄弟にとって良い方向に舵を切るきっかけとなるのだろうか。

海音が博物館で目にした「星ヶ浜伝説~人魚との別れ~」ではサブタイトル通り、人魚と人は結ばれない(ちなみにアンデルセン童話での『人魚姫』もまた水の泡となって消えてしまう運命だ)。そして、きっと倫太郎はそんな伝説を知ったとしても、お構いなしに自分の手で彼女を必死に守ろうとするだろう。

彼女が大切に思う海洋環境の保護と自分の夢である「海中展望タワー」の建設を両立させることを決して諦めないように。

とうとう残り2話。オーロラかのようなピンク色の鱗がヒラヒラとさざ波に揺らめく情景は皮肉なほど美しく切ない。

信じ難い、信じたくはない気持ちを紛れもない事実だと憎らしいくらいに刻み込んでいく。海音の存在が、皆が海音と過ごした日々が“過去形”で語られることのない未来を願ってやまない。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」8話のあらすじ・ネタバレ

倫太郎(綾野剛)の腕の中で意識を失った海音(石原さとみ)!倫太郎は鴨居(橋本じゅん)を頼り、古くからの知り合いだという病院に海音を運ぶ。

しかし海音が目を覚ました時、倫太郎の姿は消えていて……。

海音が意識を失っている間、倫太郎は、『海音とはもう関わらない』という約束を鴨居と交わしていた。

自分のせいで海音が無理をし、命を危険にさらしていることを知った倫太郎は、自ら身を引く決意をしたのだった。

そうとは知らず、自分と距離を置く倫太郎に切ない思いを抱く海音。

蓮田トラストでは榮太郎(渡邊圭祐)が取締役に就任。

星ヶ浜のリゾート開発計画を白紙に戻すことを発表する……!

そんな中、鴨居は、海音の経歴をめぐって教授会で説明をすることに。それを知った海音は「本当のことを話したい」と訴えて……。運命の教授会は翌日に迫っていた……!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」8話のネタバレ・感想

「誰よりも海を愛し、命のかけがえのなさを信じてるから、生きるもの全てに優しさが溢れている。俺はそんな渚海音が、地上で一番大好きだ!」

ツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)から海洋学者・渚海音(石原さとみ)への一世一代の告白が聞かれた第8話。

海音の不調ともう間もなく海に帰らなければならない時期が近づいていることを察した鴨居教授(橋本じゅん)は、倫太郎に“あの子にこれ以上関わらないでほしい”と懇願する。“あなたが側にいるとあの子は無理をしてしまう。そうなると次は命が危ない”からと。

倫太郎と鴨居教授が海音を想う余り、彼ら2人が引き離されてしまう時間はあまりに辛い。そんな間にも、「海中展望タワー」のパノラマ模型の付箋を通して交わされる彼らのやりとりが素敵だ。

もはや「海中展望タワー」が亡き母親との約束だけでなく、倫太郎にとって海音とのこれまでの歩みが詰まった象徴になっているところに、ここまで2人が積み上げてきた時間、衝突、歩み寄り、全てに想いを馳せてしまう。

それなのに蓮田トラストの筆頭株主となった香港の会社は、星ヶ浜にマリンリゾートでも海中展望タワーでもなく、カジノを作ろうと言い出し、三男・榮太郎(渡邊圭祐)を困惑させる。

冒頭の壮大な告白は、鴨居教授が海音の経歴について説明を求められ招集された教授会で、彼女の正体に迫る質問がされた際、倫太郎が見事なタイミングで現れ言い放つのだ。

前話にて、テレビ番組の生放送時にコメンテーターより経歴詐称について責め立てられた海音を倫太郎が連れ去ってくれたように。あの時倫太郎が言った「帰ろう」と、今回の「帰ろうか。海に、帰ろう」は全く違った。

海音が海に帰ってしまうということはつまり何かミラクルでも起きない限り、もう一生倫太郎と会えなくなるということを意味する訳だが、それでも彼女の身を案じる気持ちが勝ってのことなのだろうか。

あるいは、何か奇跡が起きるのではないかと、自分が海音に誓った「どんな事情を抱えていようとも海音も星ヶ浜の海も守る」を果たそうと思っているのだろうか。

ただ、本作を観ていて気づかされるのは、海音ほどの“正体”ではなくとも、みんなそれぞれに誰にも見せられていない“本当の自分”を抱えて生きているのだ。倫太郎が海音に出会って触れ合っていくうちに母親の事故のトラウマを初めて口に出来て、徐々に心に雪解けを迎えたように。

三男・榮太郎も、自分が保有する会社の株を全部売ってしまい、思いもかけぬ裏切りも遭って会社が窮地に追い込まれているのを目の当たりに良心の呵責に苛まれている時に、藍花(今田美桜)に自分が一番欲しかった言葉を言ってもらえて、心からの救いを得たように。

蓮田トラストの、三兄弟のピンチに追いやられて初めて倫太郎と腹を割って話せた長男・光太郎(大谷亮平)が、忌み嫌っているかに見えた倫太郎への羨望を口にしたように。海音の経歴に疑いの目ばかり向けているかに見えた鴨居研究室の椎木(水澤紳吾)だって、実際には海音を“立派な研究者”と認めていたように。

みな誰かに言ってほしいのだ。“あなたが何者でも構わない。私の目の前にいるあなたが好きだから”と。

自分の目に映るあなたが私にとってのたった一つの真実で、主題歌を歌うback numberの「怪盗」にもあるように「君は今日も明日も君のままでいていいんだよ」と。これほどまでに最上級の愛情表現が他にあるだろうか。

様々な人間関係に好転が見られ、倫太郎は何らかの決意を胸に母親の形見の指輪を海音に渡そうと彼女の元に向かう。それなのに、海音がこのまま地上にいられるタイムリミットばかりに気を取られていたら、なんとそんなことってあるのだろうか。

ただでさえ、2人で一緒にいられる時間には限りがあるのに。倫太郎の命と、海音が人間として生きられる時間が天秤にかけられたりするのだろうか。

倫太郎と海音がもう離れてしまうことがありませんように。この優しい世界が続きますように。次回の最終話になにか“希望”が見出せますように。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」最終回のあらすじ・ネタバレ

トラックから海音(石原さとみ)をかばおうとして、頭を打ってしまった倫太郎(綾野剛)。

なんとか立ち上がるものの、倫太郎の身体にはかすかな異変が…。

鴨居家に戻った海音は、ウツボの声が断片的に聞きとれることに気づく。

ウツボは、海音が海に帰れるのが満月の時だと伝えようとしていて……。

次の満月まであと3日。海音は、地上の生活、そして倫太郎との別れが間近に迫っていることに呆然とする。

海音との別れが近いことを察した倫太郎は、海音のために、鴨居研究室と蓮田トラスト開発チームとの合同サプライズ送別会を提案。

迫りくる、二人の別れの時。しかし、倫太郎には予期せぬ悲劇が迫っていた……!

ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」最終回のネタバレ・感想

皆が過去の自分を抱きしめてやり、喪失を超えて自分の中で“止まっていた時間”を前に進めた『恋はDeepに』(日本テレビ系)最終話。

いつかの“終わり”を予感しながらも、それでもどうしようもなく惹かれ合っていくツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)と海洋学者・渚海音(石原さとみ)の2人を、我々視聴者もある種の覚悟を持ってここまで見守ってきた。しかし、なんとも静かで穏やかで清々しく、なんなら少し拍子抜けしてしまうようなラストが待ち受けていた。

何かに引き裂かれたり、抗うでもなく、決して“不本意に”という形ではなく。1年に1度のスーパームーンの光に包まれた夜に、心地いい波音とともに、振り返らずにまっすぐ進む倫太郎を笑顔で見届けた海音は海に帰る。

ある意味、2人らしい。2人だけではない、周囲の人たち全ての気持ちが数珠つなぎのように海音を送り出したのだ。間に合わなかったのではない、間に合ったから。皮肉なことにも、全ての事象が“あるべきところ”に収まったとも言える。

三男・榮太郎(渡邊圭祐)が保有する株を大量に売却し会社が窮地に追いやられたことで、最終話にして初めて三兄弟と、さらには父親が自宅でオフモードで一堂に介する姿が見られた。そこで父親に“厳しくしすぎた”と詫びられた長男・光太郎(大谷亮平)は、自分のように完璧な男になりたいと言う息子を涙ぐみながら抱きしめる。

それは目の前の息子を抱きしめていながらも、これまでの過去の自分を彼自身が抱きしめているかのようなシーンだった。

鴨居教授(橋本じゅん)は数年前に妻を亡くしているようだが、光太郎からの依頼を受けての研究結果改ざんも相まって、もしかしたら少しばかり自暴自棄になっていたのかもしれない。それが海音と一緒に暮らし守らねばならない存在ができたことで、彼自身も自分自身を生き直すことができたのかもしれない。

倫太郎にしたってそうだ。亡き母親との約束を果たそうと躍起になっていた「海中展望タワー」の建設をやめることを決め、ずっと過去に囚われていた自分を振り返り解放する。「大事なのは“今”の自分にとって大切な人を幸せにすること」だと気付いたようだ。

海音の水族館の構想案を見ながら2人で話す“海音が海に帰った後”という“未来”の話は、切なくもたくましい。

「こんな場所があれば、海音が海に帰ってもまた戻って来られるな。もうそんなに長くいられないんでしょ?」

「倫太郎さん、これから海のこと、倫太郎さんに任せてもいいですか」

「もちろん」

そうだ、何も伝説を塗り替えてずっと2人が離れず一緒にいることだけが“奇跡”ではないのだ。むしろ、もともと全く違う種別の2人がこんなにも心を通わせられ、互いにとってかけがえのない存在になれたことこそ“奇跡”なのだ。

さらに言えば、もう“会えない”“触れることも叶わず抱きしめることもできない”相手をずっと愛し続けると誓う。これを奇跡と呼ばずして何と呼ぶのか。

海音は倫太郎や皆と出会えたことで、ずっと一人で家族や友達との思い出のなかった彼女のこれまでの人生が一気に彩られた。海以外に大事な場所が増えた。予想外のことだらけだ。

「また明日も会いに来るから。明日も明後日も。明々後日も」

「まだここにいたいです」

いつ訪れるか知れない、だけれども確実に近づいている別れを意識しながら、こんなふうな言葉を交わし合える2人はやっぱり強い。心だけは離れてしまわないことを確信し合っているから。

 そして、それを現実にしてしまえる倫太郎はやっぱり最高だ。3年後が描かれたが、倫太郎は星ヶ浜に移住し、海の家を営んでいた。

2人の距離がぐっと近づいたあの瞬間に食べた焼き芋ももちろん並べて。海音が海に帰る日に持って行くことのできなかった焼き芋を。

もう“さがしもの”を探し彷徨うようなことはしたくないのだ。“自分はここにいるよ”とできる限りの極限の近さまで自ら歩み寄り続けているのだ。

次週、なんと再会までの空白の3年間を描くスペシャルドラマ『恋はもっとDeepに ー運命の再会スペシャルー』が放送されるというご褒美が待っていた。それぞれがそれぞれに“どうしてるんだろうなぁ~”とふとしたときに頭に浮かぶ存在がいる、だけれども会うことも言葉を交わすこともできない、そんな3年間をどう過ごし、どう“今まで当たり前に近くにいた人”がいない事実に折り合いをつけながら、それでも自分の中の時計の針を止めてしまわずにここまで進めてこられたのか。

皆を抱きしめたいような気持ちで3年後の彼らに会いたい。

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ドラマ「恋はもっとDeep(ディープ)に」再会スペシャルのあらすじ・ネタバレ

劇的な再会で幕を閉じた運命の恋。

その別れから再会までの空白の3年間を描くスペシャルストーリー!

海音(石原さとみ)が海へと帰ったあの日―。

倫太郎(綾野剛)は悲しみを押し殺し、蓮田家へと車を走らせていた。

心配する光太郎(大谷亮平)と榮太郎(渡邊圭祐)の待つ家に着いた倫太郎は、感情を抑えきれず、静かに泣き崩れる……。

一週間後、海音のいない寂しさに沈む鴨居(橋本じゅん)の元に、Mr.エニシ(福山翔大)が現れる。

エニシは、海音が皆に向けて残したという動画を手にしていて……。

鴨居は研究室に藍花(今田美桜)たち仲間を集め、海音の動画の鑑賞会を企画。そこに倫太郎も駆けつける。

動画の中で海音は仲間たち一人一人と過ごしたかけがえのない時間と感謝の気持ちを語っていて…。

最後に海音は倫太郎について話し始める。

倫太郎は動画を一時停止すると、「……一人で見ていいですか?」と断り、画面の海音と二人きりの時間を過ごす。

海音が最後に倫太郎に残した言葉とは……?

別れから3年、倫太郎は何を思い、どんな日々を過ごしていたのか?

鴨居研究室や蓮田トラストのメンバーには、どんな出来事が起きていたのか?

そこには<もっとDeepな愛のドラマ>があった……!!

ドラマ「恋はもっとDeep(ディープ)に」再会スペシャルのネタバレ・感想

「みんなが想像したことはいつかきっと必ず叶うから」

ここまでツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)と海洋学者・渚海音(石原さとみ)の2人を見守ってきた人へのまさにご褒美回だった。

愛おしい人が突然いなくなってしまうのと、徐々に徐々に“別れ”が近づいているのを感じながら過ごすのでは、どちらが辛いものだろうか。

大切な人がどんどん遠ざかってしまうのと、大切な人からどんどん遠ざからなければならない方と、どちらが身を裂かれるほどに切ないだろう。

ビデオレターに残したメッセージを託すしかない海音と、もう会えない相手からの動画を受け取るしかない倫太郎を観るにつけ、そんなことに想いを馳せずにはいられなかった。

海音が地上で過ごした1年間を、彼女にとって漏れなく大事な人たちと動画を通して振り返る。確かにそこに海音が“いた”。

そして、昨日のことのように皆と出会った頃のことを振り返る海音に、それに対して思い思いの言葉を返す鴨居研究室の皆や倫太郎の様子に、確かに今も皆の中で生きる海音の息遣いを聞いた。

本作が心地良いのは、結局海音の正体を確実にわかっているのは鴨居教授(橋本じゅん)だけである点だ(倫太郎でさえ、“海から来た”以上に確かなことは下手すれば知らないかもしれない。途中で突き止めるのをやめ、ただただ受け入れた)。

藍花(今田美桜)はイルカだと言い、椎木(水澤紳吾)は地底人、Mr.エニシ(福山翔大)は海女さんだと言う。極論、彼女の正体が何であろうとそんなことどうだって良いのだ。

それぞれの中に生きる海音の姿こそ“本当”なんだ。なんだか辻褄が合わないところや違和感があっても、それぞれの想像力で優しいストーリーを紡いで、自分の目の前にいる“海音”と接してきたのだ。

“私にとって故郷みたいな場所”だと海音に言わしめた鴨居研究室のみんなも倫太郎も、そこに“理由”を求めない。自分の常識や自身のものさしで相手のことを推し量ろうとは決してしないのだ。

そんな絶対的な安心感で繋がっている皆だからこそ、海音がいなくなってからも年に一度スーパームーンの日にどこからともなく倫太郎が営む海の家に示し合わせたように集ってくるのだ。ほのかな期待を寄せながら願う皆の想いは一つだけれど、それとは別に皆が倫太郎のことを気にかけているようにも思える。

自身が営むペンションに“marine sound”なんて名付けてしまう倫太郎を一人にしてしまわまいと。海音を見送ったあの日、思わず倫太郎が泣き崩れてしまったことを長男・光太郎(大谷亮平)と三男・榮太郎(渡邊圭祐)は知っているから。

岩場に置かれた貝を見つける度に持ち帰り、大切に飾っている倫太郎の想いに何となく気づいているから。スーパームーンの夜から明け方にかけて一人で思い出を回想する倫太郎に、日が明けてきた頃に「朝ごはんにしましょう」と声をかけてくれる皆がいて、本当に良かった。

これも全ては海音が地上にいる間に繋いだご縁で、蓮田家と鴨居研究室の皆が一堂に会するようになったことこそ海音が“そこに確かにいた”生きた証拠だ。

「強く想っていればまた必ず会える」と言い合った2人は「星ヶ浜伝説」をもっとドラマティックに塗り替えた。

片時も忘れたことのない相手の、その声が自分の名前を愛おしそうに呼ぶ響きに不意に包まれたとき、主題歌であるback numberの「怪盗」が流れる。「君がいれば僕に不可能なんか無い」と。この春、最高の愛の物語を目撃した瞬間だった。

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ドラマ「恋はDeep(ディープ)に」のキャスト

渚海音 演:石原さとみ

芝浦海洋大学・海洋学術センター・鴨居研究室の特任研究員。

海を愛する魚オタクで、なんでも魚にたとえて語り、周囲を驚かせる。

いつも明るく笑顔で、誰にでも優しいお人よしな性格だが、家族や過去のことは語りたがらない、謎めいたところも。

プラごみなどにより海が汚されることを嘆き、マリンリゾート開発を阻止しなければと使命感を持つ。

石原さとみのコメント

私は、渚海音という海洋学者の女性を演じます。

海音の正体には謎が多く、徐々に秘密が明かされていく部分が、物語の鍵となっていきます。

リゾート開発をめぐって対立する立場なのに、倫太郎さんに惹かれてしまう矛盾や、恋に落ちていく心のザワザワを、見てくださる方と一緒に分かち合えたらいいなと思っています。

恋に落ちる相手役として、綾野さんのお名前を聞いた瞬間「わぁよかった!!恋に落ちるの、簡単です!」と思いました(笑)

年相応の「キュン」や、どこかで忘れていた「恋する気持ち」など、新たな発見が出来たらいいな、と思います。

春にピッタリな、前向きにキュンキュンできる大人なラブコメができそうです!

恋がしたくなったり、好きな人をもっと好きになれるようなドラマになっています。是非楽しみに待っていてください!

蓮田倫太郎 演:綾野剛

蓮田家の三兄弟の次男。

仕事に厳しく、近寄りがたい雰囲気で周囲に恐れられるが、その鎧の下には無邪気で純真な少年の心を持っている。

ロンドンの有名コンサル会社に勤めていたが、父の体調不良をきっかけに帰国しマリンリゾート開発事業を任されることに。

後継者になるべく育った兄とは対照的な性格で、再会を機にその確執が表面化・激化していく。

綾野剛のコメント

「蓮田トラスト」という、リゾート開発をしている家族経営会社の三兄弟御曹司の次男で、夢だった展望タワーの建設に人生をかける蓮田倫太郎です。

海を守りたい渚海音さんと、リゾート開発を進めたい我々で対立をしていきます。

恋に落ちるお相手が石原さんと聞いて、直感でお受けしました。

素直にご一緒したかったんです。

石原さんのことはずっと拝見していましたし、仕事に対して真摯であり説得力がありながら、とてもチャーミング。

くるくる変化する魅力に、僕も現場も包み込まれ、恋に落ちてます。

スタッフ、キャスト一同、全力で楽しみながら作っている作品を、春のエンターテイメントに乗せて届けます。

このドラマを見てくださった皆様のお心が、少しでも華やかに豊かになりますように心を込めて。

海音と倫太郎。はたしてどんな未来が待っているのか。

地上で一番“Deep”な恋をお楽しみください。

宮前藍花(みやまえ・あいか) 演:今田美桜

芝浦海洋大学・海洋学術センター・鴨居研究室の特任研究員。

明るく優しいしっかり者で、海音の良き相談相手。個性豊かな面々を仕切る裏番長的存在で、合併の危機にある研究室を支えている。

気遣い上手で面倒見が良いため、ついつい他人を優先してしまい、自分のことはつい後回しになりがち。

今田美桜のコメント

Q:脚本を読んだ感想は?
とにかくキュンキュンしました!可愛くて少し不思議な海音さんと、ツンデレな倫太郎さんの恋愛模様にキュンキュンします。鴨居研究室は、とても和気あいあいとした雰囲気で、台本を読んでいてもすごく楽しくて、撮影に入るのが楽しみでした。

Q:「宮前藍花」という役柄について教えてください。
藍花は海洋学術研究所の特任研究員です。研究室には男性の研究員が多く、皆がワイワイやっている中、大事な時にしっかりと周りにツッコミできるしっかり者だと思います。海音さんの秘密に少しだけ気づきながらも、海音さんが好きだから深く詮索しない、気の遣い方がとても上手な優しい女性です。

Q:役作りで参考にされたことはありますか?
魚についてあまり詳しくなかったので、YouTubeでお魚の動画を見たりしました。ドラマの中に、「カリビアンリーフオクトパス」という珍しいタコが登場するのですが、すごくかっこよくて。セリフに出てきた魚を調べたり、現場で知ることも多く、撮影を通して、少しずつ海の生き物に詳しくなっています。

Q:既に撮影はスタートしていますが、現場の雰囲気は?
本当に楽しいです!!特に鴨居研究室は皆さんとの面白いやりとりが沢山あり、カメラが回っていない所でも、皆さんと冗談を言い合ったりしていて、とても仲良くさせて頂けて嬉しいです。

Q:今回初共演となる石原さんと綾野さんの印象は?
石原さんは、思っていた通りのとても優しい方で、現場で色々な事を教えて頂いています。撮影の合間にお話をしたりして、お姉さんのような存在です。綾野さんは、思っていたよりも柔らかく、少し天然なところもあって、こんな一面もあるんだ!と親近感を感じています。まさにツンデレの役柄がぴったりな方だな、と思っています。

Q:最後に、意気込みと視聴者の皆様へのメッセージをお願い致します。
藍花は、ドラマの中で周りの方々にツッコむことが多いので、優しさを持ちながらも、ドラマが楽しくなるようにどんどんツッコんでいきたいです。そして、藍花にも素敵な恋の展開があるので、楽しみにして頂けたらと思います。笑って泣ける素敵なラブコメとなっているので、とにかくキュンキュンして頂きたいです!楽しみにしていてください!

蓮田光太郎(はすだ・こうたろう) 演:大谷亮平

蓮田家の長男。東大卒。

幼少期から後継者になるための厳しい教育を受け、父のもとでキャリアを積んできた。

次期社長と目されているが、倫太郎が海外から戻ってくることになり、焦りを感じている。マリンリゾートの開発を進める倫太郎の計画を潰そうと画策し、度々対立する。

大谷亮平のコメント

私が演じる蓮田三兄弟の長男・光太郎は、蓮田トラストの次期社長として育てられ、完璧主義で、自分が会社を支えていくという責任を背負っています。次男の倫太郎とは度々対立する立場なのですが、ただいがみ合っているのではなく、良い所も悪い所も知っている兄弟だからこそ、ぶつかり合ってしまう、そんな二人の関係がにじみ出るような作品にできたらと思っています。

今回、綾野さんとは初共演ですが、お会いする前は、とにかく鋭くストイックなイメージでした。今回は、ツンデレ御曹司という役柄もあってか、芯の強さに加えて、綾野さんのかわいい感じ、柔らかい感じも見られると思います。

巨大マリンリゾートの開発という大きなプロジェクトが始動する中で、立場や状況が異なる人達が、正面からぶつかり合う姿はとても見応えがあると思います。海音と倫太郎の恋愛だけでなく、三兄弟の関係や巨大プロジェクトの行く末など、見どころが沢山あるドラマなので、ぜひ楽しみにしていてください。

蓮田榮太郎(はすだ・えいたろう) 演:渡邊圭祐

蓮田家の三男。東大卒。

お気楽な遊び人に見えるが、本当は真面目で、たまに芯の通った熱いことを言う。

実は誰よりも冷静に空気を読んでいて、優しく、細かいところに気が付く性格。権力争いに興味はない。

倫太郎が本部長となるリゾート開発本部のメンバーとなる。

渡邊圭祐のコメント

榮太郎は三兄弟の中で、愛くるしいわんちゃんのような存在です(笑)。
誰に対しても人懐っこく、周りの人に壁を作らない蓮田家の末っ子です。対立する二人の兄の関係を上手く取り持って、潤滑油的な役割を果たしています。弟の僕にしか見せない兄たちの顔を沢山引き出すので、是非楽しみにしていてください!

綾野さんはとても優しくて、それに加えて、ストイックで鋭く、何一つ妥協しない、全てのシーンに真摯に向き合う姿勢を直近で見させて頂き、俳優として勉強させていただいております。

このドラマの魅力は、ただのラブコメで終わらない、色んな要素が詰まっているところです。巨大マリンリゾートの開発プロジェクトや、海音の抱えている秘密など…物語の終着点がどうなっていくのか、演じている側の自分もワクワクしながら参加しています。

そして、榮太郎にも恋の予感があるので、皆さんに少しでもときめいてもらえるように頑張りたいと思います!

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ドラマでもバラエティ番組でも、良い番組というのは何度観ても面白いですよね。

このドラマ「恋はDeep(ディープ)に」もそのような作品なのではないかと思います。

これからもたくさん作られるであろうエンターテイメント作品を心赴くままに楽しんでいきましょう!

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